新型コロナウイルスの影響で休館していた札幌市の運動施設「健康づくりセンター」が、およそ３か月半ぶりに再開しました。
札幌市は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため市内の施設を休館していましたが、感染防止対策をとったうえで、１６日から運動施設の中央健康づくりセンター、東健康づくりセンター、西健康づくりセンターの３か所のトレーニング室をおよそ３か月半ぶりに再開しました。
このうち中央健康づくりセンターには再開を待ちわびていた利用者が訪れ、マスクをつけたまま運動に励んでいました。
施設では感染症対策のためヨガマットや運動器具の間隔を２メートルほどあけたり、ランニングマシンの間に仕切りを設けたりしています。
このほか、利用者には運動器具を使ったあとに消毒液で器具を消毒することを求めています。
利用者の６０代の男性は「いろいろな対策をとっているので安心して使えました。トレーニングの設備が使えるのがうれしいです」と話していました。
中央健康づくりセンターの健康運動指導士の高橋睦子さんは「自粛が続き運動自体が久しぶりの利用者も多いので、無理をせず軽い運動から始め、体調に合わせて少しずつ強度を上げてほしい」と呼びかけていました。
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June 16, 2020 at 05:11PM
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