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Monday, March 16, 2020

医師たちの健康法を緊急調査! ウイルス対策のためにプロが実践していること。 - VOGUE JAPAN

不足しがちなタンパク質&食物繊維をしっかりと摂取。

クリニック併設のサロンで行われるキッチンワークショップでは、伊藤先生自身がヘルシーな食材と調理法についてレクチャー。

「タンパク質約100gを毎食、食物繊維やビタミン、ミネラルも十分に摂るようにしましょう。タンパク質は感染症と戦う“抗体”の原材料の一部でもあります。また、食物繊維は腸内フローラのエサになる大事な栄養成分で、しっかり摂ることで腸管免疫が上がります。特に日本人女性は、タンパク質と食物繊維が不足しがちなので要注意です」。普段より診察やワークショップ、書籍を通して栄養医療、食と栄養を指導する伊藤明子先生はこうアドバイスする。

食に加えて、先生が免疫力アップのために大切にしているのは加湿と睡眠、そして癒しアイテムを生活に取り入れることなのだそう。「私の場合は花や植木の世話、家族、猫と過ごす時間です。クリニックにも花をいつも飾っています。癒しの時間を作ることで、オキシトシンという脳内ホルモンが分泌されて免疫にもよいことが研究で明らかになっています」

Profile
伊藤明子
「赤坂ファミリークリニック」院長。小児科医師、公衆衛生専門医、同時通訳者。今年2月に上梓した「医師がすすめる抗酸化ごま生活」(アスコム)も話題に。

海塩入りの白湯で体を温める。

「ぬちまーす入りの白湯は母体の子宮内に近いミネラルバランスで、

乱れがちな体内の状態を整えてくれます」(山崎先生)

外側はもちろん、内面からも美しく健康的な肌を目指す診療で知られる山崎まいこ先生。透明感溢れる美肌の持ち主でもある先生に、美容にも免疫力アップにも良さそうな習慣を伺った。「毎日の食事において、免疫力を下げないために砂糖を控えること。また、お味噌汁と沖縄の海塩『ぬちまーす』を入れた白湯を飲んで、体を温めることを意識しています。消化・吸収を良くして腸を良い状態に保つためによく噛む、食べ過ぎないことも大切ですね」

クリニックでも自宅でも花を欠かさず飾っている。

愛用のバラカのディフューザーと「ジョルダニアン デッドシー ソルト」でリフレッシュ。

食事以外では、花を家に飾ること、デッドシーバスソルトを入れた湯船に浸かること、よく笑うこと、そして、香りにこだわることを重視。「滞りはすべてによくないので、常に部屋の空気の入れ替えをしてアロマを取り入れるようにしています。また、移動時は携帯ディフューザーを持ち歩いて、香りでリラックスできるように心がけています」

Profile
山崎まいこ
皮膚科医、「まいこ ホリスティック スキン クリニック」院長。消化・吸収と腸内環境に着目した酸素栄養学などを取り入れた診療を行う。著作に「美しい肌が生まれるところ」(ワニブックス)など。

徹底したサプリメンテーションとエクササイズを。

リハビリテーション科出身ならではの視点で日々、トレーニング。自らの体を鍛えることで健康・アンチエイジング法を日々実践している。

「デトックスと美白のためにビタミンCに加えてグルタチオンもよく点滴しています」(松宮先生)

「美と健康のためにストレスは大敵。ストレスフリーな生活のために、運動やストレッチは毎日欠かさず行っています。加えて、朝は冷水シャワーで自律神経を刺激し、就寝前は瞑想を習慣にしています」と話す、松宮詩依先生。栄養面では、食事に加えてサプリメンテーションも行い徹底管理。「免疫力を高めるため、ビタミンD補充に青魚を積極的に摂っています。サプリメントは、自分の体内の検査結果から、ビタミンA・B12・C・D、EPA、ユビキノールなど必要な栄養素を補充。新型コロナウイルス感染予防としては、ビタミンC・D・亜鉛、オリーブ葉がおすすめです。ビタミンCについてはサプリメントのほか、高濃度ビタミンCの点滴を週1回行っています」

Profile
松宮詩依
美容外科医。アンチエイジング専門医。形成外科・リハビリテーション科・抗加齢医学科の3つの専門医および分子栄養医学認定医の資格、またピラティスのインストラクター資格を4種保有する。

栄養たっぷりの食事と笑顔が免疫力アップの秘訣。

とある日の朝食メニュー。焼鮭、卵納豆大葉のせ、ひじき煮、オクラの生姜和え、白菜長ネギ豆腐ニンジンの味噌汁、抗酸化力の高いイチゴが並ぶ。

こちらは夕食。白子のムニエル、牡蠣、舞茸、小松菜炒め、カボチャサラダ(ニンジンとナッツ入り)、鶏レバーの生姜煮、焼き野菜(トマト、アスパラ、ズッキーニ、パプリカ、ごぼう)、蓮根のすり流しスープ(ヴァイタミックスで、茹でた蓮根をコンソメスープでミックスするだけ)と栄養満点の献立に。

ジャズダンスやピラティスなど、健康のために週に2回は運動をするようにしている慶田朋子先生。食生活で最近特に注意しているのは? 「もともと抗酸化作用の高い緑黄色野菜を多く食べていますが、免疫力アップという観点で、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミンA、亜鉛、マグネシウムを意識して摂っています。食べ物から摂取しづらいと言われるビタミンD3は鮭、白子、いさき、かますに豊富。特に鮭は高容量を効率良く摂れて最高のタンパク源です。また、私の好物でもある蓮根、オクラ、昆布などのネバネバ系はムチンが豊富で粘膜を強化する効果があり、免疫力アップにも繋がります」

抗酸化作用の高い2種のサプリメント「ヘリオケアウルトラ D」と「ソルポロプリュスホワイト」も毎日服用している。ヘリオケアはビタミンDも豊富に含有。

さらに集中ケアとしてレコメンドするのは高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)。「インフルエンザなどウイルス感染症にかかりにくくし、軽症化するとの報告があり、私は週に1度25gを点滴しています。また、家族やクリニックのスタッフ、友人たちとたくさん笑うことも大切に。心の平安とポジティブシンキングは免疫力を高めます」

Profile
慶田朋子
医学博士、銀座ケイスキンクリニック院長。レーザー、ヒアルロン酸注入のセンスと技術に定評がある。近著に「女医が教える、やってはいけない美容法33」(小学館)。

ビタミンD補充でウイルス感染にくい体に。

斎藤先生が開発を手がけたビタミンDサプリ(左)と、愛用中のウェアラブルモニター(右)。

美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立、花粉症に対するビタミンD療法の先駆けでもある斎藤糧三先生。ウイルス感染予防にもビタミンDは効果的だと指摘する。「ビタミンDは、喉や鼻の粘膜を保護するディフェンシンという抗菌物質の分泌を促進するのに大きな役割を担っています。ビタミンDが欠乏することで免疫機能のバランスが崩れ、ウイルスに感染しやすくなってしまうのです」

部屋の換気と湿度調整も、風邪やウイルス感染予防のために欠かせない。

日常生活の工夫として先生が実行しているのは、1.5リットルほどの水分を取ること、部屋の湿度を50〜60%に保つこと、ウェアラブルモニターでストレスと睡眠の質を管理することなど。他にアドバイスは? 「入浴は39度程度のぬるめのお湯に肩まできちんと10〜15分浸かると、体の深部まで温まり免疫力アップに。また、便中にウイルスがいる可能性も否定できないので公衆トイレは避けたいところですが、使用する場合には便座の除菌や手洗いをしっかりと行いましょう」

Profile
斎藤糧三
医師。日本機能性医学研究所 所長。栄養療法のノウハウを集結し、新型ウイルス感染症対策のサプリ「CV-X」を4月にリリース予定。www.ifmj.jp

Text: Kyoko Takahashi Editor: Rieko Kosai

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