まずは頭皮
丈夫な長い髪を望むのなら、まずは根元のケアから。髪がすこやかに成長するためには、健康な頭皮が不可欠。 髪と頭皮ケアの専門サロン、フィリップ・キングスレーの毛髪学者、アナベル・キングスレーさんによると、「頭皮を健康に保つためには、週1回の角質除去トリートメントをおすすめします。トリートメントをすることで、古くなった皮膚細胞が取り除かれ、しなやかな頭皮が手に入りますよ」とのこと。
熱によるダメージについて
熱がヘアダメージの原因であるということは聞いたことがあるはず。ところが、ロレアル プロフェッショナルのエディトリアル・アンバサダー、アダム・リードさんによると、熱を使うスタイリングが必ずしもダメージになるわけではないんだそう。 ヒートプロテクターやドライヤー前に保護オイルを使うなど、正しい方法でケアすることでダメージを減らすことができるとのこと。 「髪の繊維にダメージを与えてしまうので、スタイリング用の道具は185度以上に熱してはダメ。衣類にアイロンがけするように、髪の毛を扱ったらどうなります？ 髪にダメージを与えたくなかったら、髪全体に熱がいきわたるようにして、かつ熱しすぎなこと。あまり長く熱を当てたままにしないことが大事です」
濡れた髪は優しく扱う
髪は濡れている時が一番ダメージを受けやすいため、とにかく優しく扱うことが大切。濡れた髪をブラッシングする場合は、それなりのブラシを使ったほうがよさそうです。 「ブラッシング時にも、オイルを使うのがおすすめ。もつれをほどきやすくし、髪を柔らかくつややかにしてくれます。シャンプー、コンディショナーの後に、髪の真ん中あたりから毛先までオイルをなじませましょう」
食生活にも注意を
髪の毛を成長させるキセキのような食事療法はありませんが、バランスのとれた健康的な食事が、髪の健康にとっても大切であることは確か。光・レーザー治療専門の皮膚科、パルス・ライト・クリニックの栄養士であるリサ・ボーグさんは次のように説明してくれました。 「口にする食品によって身体の栄養レベルは充実したり、不足したりします。そして、髪の成長と同様に髪のコンディションも摂取する栄養素にかかっています。髪の健康と成長に必要な栄養素には、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンD、オメガ3脂肪酸、亜鉛、銅、鉄分などがあります」 もうひとつの重要な要因は腸。 「健康な腸とは、善玉菌によってつくられるビタミンB群が豊富な状態を言います。それには、毎日プロバイオテクスの豊富な食品で栄養をとる必要があります」 また、リンゴ酢を毎日一口飲むのもおすすめだそう。アーモンドやアボカド、ベリー類も重要なビタミンB源。ほかに、色の濃い葉もの野菜や脂ののった魚（サーモンやイワシ）、かぼちゃやひまわりの種もボーグさんのおすすめ食品。 ※この翻訳は、抄訳です。
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July 24, 2020 at 06:05PM
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