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Saturday, June 27, 2020

ビーガン向け商品は今後の食トレンドとなるか? 検索ワードから調査してみた(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

 ヨーロッパやアメリカで取り入れられているライフスタイル「ビーガン」について、健康志向の高まりやインバウンドの増加などの影響から、日本国内でも目にする機会が増えてきています。 【画像:見てわかる「ビーガン」検索者の興味】  今回は、ビーガンに対してどのように関心が寄せられているのか、検索キーワードや人気コンテンツから実態を調査しました。

●ビーガンとは?

 ビーガンとは、イギリスで発祥したベジタリアン(菜食主義者)の一種のライフスタイル。ベジタリアンには乳製品と菜食(ラクト・ベジタリアン)や、乳製品と卵と菜食(ラクト・オボ・ベジタリアン)などいくつかのタイプがある中で、ビーガンは卵や乳製品、はちみつ、魚介や肉の骨からとったスープなども含む、動物性食品を一切口にしない完全菜食主義者のことをいいます。  主なたんぱく質源は豆類で、豆腐や大豆ミート、グルテンミートなどを食べ、チーズやヨーグルトは、豆乳など植物性の原料で作られたものを選択します。また、健康だけでなく、環境保護や動物愛護のためという考えのもと、食のみならずレザーや毛皮など動物由来の衣服も身に着けない人(エシカル・ビーガン)もいるといいます。  近年、発祥国のイギリスでは、もともと多かったベジタリアンがビーガンに切り替えるなど、ビーガンの人口が増加傾向にあるといいます。アメリカでは、毎食ではなく"時々ビーガン"のスタイルも広がり、全世界のビーガン人口はここ数年で6倍にもなっているといいます。  日本でも、インバウンドの増加にともない「ベジインフラ」の整備が課題となり、ビーガン向けのメニューを提供するお店や、ビーガン向けカップ麺、お弁当なども見かけるようになりました。日本人にとっても、ビーガンへの接点が増えている印象を受けます。(参考:『完全菜食ビーガンの可能性 34億人市場の入り口に』)

●どんなキーワードで検索されているのか

 それではまず、過去1年間でビーガンがどのようなキーワードとともに検索されたのか、市場分析ツール「eMark+(イーマークプラス)」を用いて見てみましょう。次の図は「ビーガン」関連検索ワードのランキングです。  1位「ビーガン」、2位「ビーガンとは」、3位「ベジタリアン ビーガン 違い」は、ビーガンがそもそも何を意味するのか、またベジタリアンとの違いなど「ビーガン」そのものの意味を調べるための検索だと考えられます。  また、4位の「キューピー ビーガン」は、キューピーが販売している卵不使用マヨネーズ「エッグケア」がビーガンの人でも食べられるとして注目されたことで、検索数が伸びたと考えられます。  このほか、6位には「肉 ビーガン」、7位には「ビーガン料理」がランクイン。4位以降は、ビーガンとは何かを知った上で、動物性食品(卵や肉など)を食べたい時はどうしているのか?どんな料理があるのか?など、より具体的・実践的に知るための検索が多いことが分かります。自身で試すことも視野に入れて検索している人もいるのではないでしょうか。

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