静岡県議会２月定例会は４日、自民改革会議の佐地茂人氏（静岡市駿河区）と宮沢正美氏（三島市）、ふじのくに県民クラブの伴卓氏（富士市）、自民改革会議の杉山盛雄氏（沼津市）が一般質問を行った。川勝平太知事は、県中部を中心に進めている計画の最終年度を迎えた「フーズ・サイエンスヒルズプロジェクト」の新たな展開として、県民の健康寿命の延伸に向けてヘルスケア産業の振興に取り組む考えを示した。佐地氏への答弁。
現プロジェクトは２期１０年にわたり、機能性食品や化粧品の開発を支援してきた。「フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションプロジェクト」と銘打った新プロジェクトでは、病気や運動機能低下を早期に予防する取り組みが重要なテーマになっていることを重視するとし「機能性食品などの開発をさらに推進するとともに、ヘルスケアビジネスの展開を図る」と述べた。
具体的には、県立大の機能性表示食品開発支援の仕組みを生かし、介護を必要とする一歩手前の状態「フレイル」や認知機能の改善に関与する新素材の探索を推進する。
県立大に本年度設けた「データヘルス・リビングラボ静岡」も活用し、県民の食事や身体のデータを日常的に蓄積して本人に健康面の助言をしたり、企業の製品の性能やサービス質の実証を行ったりする取り組みも展開するとした。
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March 05, 2020 at 06:16AM
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ヘルスケア産業を振興、健康寿命延伸へ新事業 県議会知事答弁｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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