PowerPointなどの資料に使うグラフで、飛び抜けたデータがある場合、グラフの省略線として「ナミナミ」を使いますよね。[挿入]タブの[図形]から[大波]や[小波]を挿入することが多いでしょう。しかし、グラフのサイズに合わせて拡大すると見栄えがイマイチ。仕方なくそのままにしている人もいると思います。
今回はグラフに重ねて使う省略線「ナミナミ」を手っ取り早く自作する方法を紹介します。図形の[曲線]を利用する方法もありますが、細かい作業で苦労します。手軽さなら『[小波]の接合』がオススメです。
[小波]を接合する
図形の[小波]を利用した省略線の問題点は、サイズ変更によって「波」の起伏が緩やかになってしまうことです。上記の例では、横方向へ引き伸ばした結果、ほぼ直線になってしまっています。
そこで利用したいのが[図形の結合]の機能です。機能名の通り、複数の図形を結合してひとつの図形に変形させることができます。ここでは新規のスライドを作成し、[小波]を挿入して結合します。
これで「ナミナミ」は完成。実際に使うスライドにコピー&ペーストすれば完成です。このファイルを保存しておいて、ナミナミのテンプレートとして使うのもいいでしょう。
実は[図形の結合]の機能は、PowerPointにしか用意されていません。グラフはExcelで作成することが多いと思いますので、作成したナミナミをExcelのファイルにコピー&ペーストするのも便利です。
からの記事と詳細 ( ひと工夫で見栄えが変わる! パワポでグラフを省略する「ナミナミ」を自作する方法 - 窓の杜 )
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