京都市に本社がある電子部品大手「京セラ」のことし3月期の1年間の決算は、新型コロナウイルスの影響でコピー機やプリンターなどオフィス機器の需要が減少したことから、減収減益となりました。
京セラが27日発表したことし3月期の決算は、▼売り上げが前の年度より4.5%減って1兆5268億円、▼最終的な利益も16.3%減少して902億円となり、減収減益となりました。
これは、▼新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が進んでオフィスで使うコピー機やプリンターの売り上げが減ったことや▼携帯電話や太陽光発電システムの販売も減少したことなどが主な要因です。
一方で、来年3月期の見通しについては、半導体関連部品を中心に需要の伸びが見込まれるとして、▼売り上げは13.3%多い1兆7300億円、▼最終利益は25.3%増えて1130億円になると予想しています。
オンラインで会見した谷本秀夫社長は、「会社全体としてことしに入って新型コロナの影響からほぼ通常どおりの水準に戻ってきたと考えている。半導体関連部品はフル生産が続いているが、自動車向けは半導体の供給しだいで不透明な部分がある」と述べました。
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