第一部<介護予防・高齢者生活支援分野>では、毛馬コーポゆうゆうクラブ、<母子保健分野>では、特定非営利活動法人ZEROキッズの取組がそれぞれ厚生労働大臣 最優秀賞を受賞されました。
第二部<生活習慣病予防分野>では、厚生労働大臣賞候補の6者がそれぞれオンライン上のプレゼンテーションによる最終審査を経て、株式会社ファミリーマートの取組「ファミリーマートの減塩への取り組み~『こっそり減塩の推進』~」が厚生労働大臣 最優秀賞に輝きました。ロート製薬株式会社、パ・リーグウォーク実行委員会、豊田市が、企業・団体・自治体の各部門で厚生労働大臣 優秀賞を受賞されました。また、特にスポーツ・運動を通じて優れた取組を行うスポーツ庁長官 優秀賞には、東芝ライテック株式会社、京都市左京区地域介護予防推進センター、尾張旭市が企業・団体・自治体の各部門で受賞されました。
さらに当日は、本年度の「スマート・ライフ・プロジェクト」オフィシャルアンバサダーの仲間由紀恵さん、オフィシャルサポーターの宇賀なつみさんによるスペシャルトークショーも行いました。
主催者挨拶では、田村憲久厚生労働大臣の代理として正林督章厚生労働省健康局長が、「受賞された皆様に心からお祝いを申し上げます。日本全国で優れた取組が広がっていることを私も心強く感じております。厚生労働省では、『健康日本21(第二次)』において、健康づくりに自発的に取組む企業等の活動を支援するとともに、国民運動である『スマート・ライフ・プロジェクト』を展開しています。関係の企業、団体、自治体のご理解を得て、これらの取組に参加いただく団体も着実に増加しております。厚生労働省の取組としては、昨年5月には『健康寿命延伸プラン』を取りまとめ、健康無関心層を含め自然に健康になれる環境づくりや行動変容を促す仕掛けなど、新たな手法を活用し、健康寿命を延ばすための取組を強化しております。また室伏スポーツ庁長官ともしっかり連携し、スポーツを通じた健康づくりについて各地域の取組をさらに応援していきたいと考えております。本日受賞した優れた取組の横展開を含め、全国の健康づくりの活性化に取組んでまいります」と述べられました。
スペシャルトークショーでは、仲間由紀恵さんと宇賀なつみさんに日頃から健康のために心掛けていることや健康維持のための取組についてお話いただきました。健康づくりについて特に意識していることとして、バランスの良い食生活を挙げる仲間さんは、1日の野菜摂取量の目安となる350g以上の野菜を採ることを心がけて「野菜たっぷりのスープは困った時によく作ります。色々なお野菜を入れた温かいスープは体も温まるので、我が家ではよく登場するメニューです」と定番料理を紹介されました。仲間さん同様に食生活に気を遣っているという宇賀さんは、「食事のバランスが取れるように毎日食べたものを日記につけるようにしています。一週間単位で見てみるとなんとか調整できています。何を食べたかわかるよう書く習慣はここ2-3年続けています」と日頃の工夫についてお話しされました。
また、仲間さんの健康維持の秘訣は、「寝る前にストレッチをしています。スッキリ起きられ翌朝の寝起きが違います。ちょっとしたことを毎日続けていくことが大事」とお話しされました。一方でフリー転身後、より一層体調の変化や体調管理に気を付けるようになったという宇賀さんは、体調が悪くなる一歩手前で、「にんにくをもりもり食べるとすごくいいんです。風邪の引き始めに、にんにくを大量に刻んで餃子に入れたり、丸ごとオイル焼きにして食べたりしています」とご自身の健康法を明かしました。
そして、仲間さんからは「皆さんにも健康について意識を深めていただけたら、健康寿命を皆で延ばせていけたらいいなと思っています」とメッセージをいただきました。
最後に、<生活習慣予防分野>辻󠄀一郎評価委員長より講評として、「新しいかたちの健康づくりが着実に進んでいることに勇気づけられる想いであります。特に健康無関心層への浸透、そして健康格差の縮小を目指している取組が多かったことは特筆すべきことだと思います。受賞された6者の取組は実に魅力的で参加しやすく、ポピュレーションアプローチの展開や健康無関心層への働きかけといった点で具体的な回答を示してくださったものと思います。さらに参加者の行動変容や健康レベル、医療費の改善などについてきちんと評価されていることも大変意義深く感じております。これらの取組が全国に横展開され、国民の健康寿命の延伸と健康格差の縮小が実現することを祈願いたします」と述べられました。
記
名称:「第9回健康寿命をのばそう!アワード」
日時:令和2年11月30日(月)
【第一部】11:00~12:10 <母子保健分野><介護予防・高齢者生活支援分野>
【第二部】13:00~15:45 <生活習慣病予防分野>
会場:イイノホール&カンファレンスセンター Room A(東京都千代田区)
主催者挨拶:厚生労働大臣 田村憲久 代理 厚生労働省健康局長 正林督章
ゲスト:スマート・ライフ・プロジェクト オフィシャルアンバサダー 仲間由紀恵さん
スマート・ライフ・プロジェクト オフィシャルサポーター 宇賀なつみさん
内容:
【第一部】
表彰式 <母子保健分野>授与 厚生労働省子ども家庭局長 渡辺由美子
<介護予防・高齢者生活支援分野>授与 厚生労働省大臣官房審議官 堀内斉
記念撮影
講評 <母子保健分野>評価委員長埼玉県立小児医療センター病院長 岡明
<介護予防・高齢者生活支援分野>評価委員長 公益財団法人さわやか福祉財団 堀田力
【第二部】
最終審査の実施にあたって 厚生労働省健康局健康課長 鷲見学
厚生労働大臣賞受賞候補6者によるプレゼンテーション及び最終審査
スペシャルトークショー
スマート・ライフ・プロジェクト オフィシャルアンバサダー 仲間由紀恵さん
スマート・ライフ・プロジェクト オフシャルサポーター 宇賀なつみさん
表彰式 <生活習慣病予防分野>厚生労働省 健康局長 優良賞 授与 厚生労働省健康局長 正林督章
スポーツ庁長官 優秀賞 授与 スポーツ庁長官 室伏広治
厚生労働大臣 最優秀賞・優秀賞 授与 厚生労働省健康局長 正林督章
記念撮影
講評 <生活習慣病予防分野>評価委員長 東北大学大学院 医学系研究科 教授 辻󠄀一郎
(注) 「スマート・ライフ・プロジェクト」とは、「 健康寿命をのばそう!」をスローガンに、プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら、食生活、運動、禁煙、健診・検診について具体的なアクションの呼びかけを行い、更なる健康寿命の延伸を推進している国民運動。
<全受賞結果>(順不同)
<生活習慣病予防分野>
国民の生活習慣を改善し、健康寿命をのばすための運動「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として実施し、今年で9回目を迎えます。従業員や職員、住民に対して、生活習慣病予防の啓発、健康増進のための優れた取組をしている企業・団体・自治体から76件(企業38件、団体26件、自治体12件)の応募を受け、有識者からなる評価委員会による書類選考及び表彰式当日のプレゼンテーションにより、厚生労働大臣最優秀賞1件、厚生労働大臣優秀賞3件、スポーツ庁長官優秀賞3件、厚生労働省健康局長優良賞9件、厚生労働省保険局長賞2件を決定しました。正林督章健康局長及び室伏広治スポーツ庁長から大臣賞及び長官賞の表彰を行いました。
厚生労働大臣賞
スポーツ庁長官 優秀賞
厚生労働省 健康局長 優良賞
厚生労働省 保険局長 優良賞
<介護予防・高齢者生活支援分野>
地域包括ケアシステムの構築に向け、地域の実情に応じた優れた取組を行っており、かつ、それが個人の主体的な取組の喚起に資するような取組を行っている企業などから71件(企業8件、団体39件、自治体24件)の応募を受け、有識者による評価委員会で審査・選出された取組事例から厚生労働大臣賞、厚生労働省老健局長賞の表彰を行いました。
厚生労働大臣賞
厚生労働省 老健局長 優良賞
<母子保健分野>
母子の健康増進を目的とする優れた取組を行っている企業などから98件(企業19件、団体75件、自治体4件)の応募を受け、有識者による評価委員会で審査・選出された取組事例から厚生労働大臣賞、厚生労働省子ども家庭局長賞の表彰を行いました。
厚生労働大臣賞
厚生労働省 子ども家庭局長 優良賞
※自治体部門の該当はございませんでした。
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December 02, 2020 at 12:00PM
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「第9回健康寿命をのばそう!アワード」最終審査・表彰式を開催 - PR TIMES
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