最新のＩＴやＡＩ＝人工知能を駆使したオフィス機器を備えた研究拠点が函館市にオープンしました。新型コロナウイルスの影響による新しい働き方の実証実験の場としても期待されています。
今月函館市にオープンした「ワークラボ函館」は、東京のＩＴ企業や公立はこだて未来大学などが、最新のＩＴやＡＩを駆使したリモートワークの推進など新しい働き方の研究拠点として設立しました。
オフィスのデスクにはセンサーが埋め込まれたチップが貼られていて、スマートフォンをかざすとデスクワークをしていた時間が自動的に記録されるほか、デスク上の端末の記録も複数で共有することもできます。
リモートワークが広がる中、このシステムを導入することで、離れた場所で仕事をしている社員の労働時間や仕事の進捗状況を把握することができるということです。
また、オフィスの入り口には顔認証と体温測定が同時にできる機器が設置され、一定の体温以上が感知された場合にはドアがロックされる仕組みになっていて、新型コロナウイルスの感染防止にも役立つということです。
オフィスには函館市の企業が入居していて、働きながら機器の効果や課題を検証し、実用化に向けて研究を続けていくということです。
オフィスを運営する函館市のＩＴ企業「ハコレコドットコム」の山田圭飛代表は「新型コロナウイルスの影響もあり多くの人から関心を寄せて頂いている。函館から最先端の研究開発やシステムを全国に発信していきたい」と話していました。
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July 09, 2020 at 04:34PM
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新しい働き方提案の研究拠点開設｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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