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Friday, June 12, 2020

【医師おすすめ!お手軽健康レシピ】炊き込みご飯風とふめし - 神戸新聞

 病気の予防などにつながるレシピを紹介する「医師おすすめ! お手軽健康レシピ」。今月から4回、「骨粗しょう症」をテーマにお送りします。初回は、豆腐を使った丹波地域の郷土料理「とふめし」をアレンジした2品です。骨粗しょう症の症状、予防策も医師に解説してもらいます。(記事・井川朋宏、写真・後藤亮平)

〈材料(2人分)〉

米 1合

厚揚げ 35グラム

缶詰めのサバ水煮 70グラム

板こんにゃく 15グラム

ニンジン 10グラム

ゴボウ 7.5グラム 

ネギ 適宜

砂糖 小さじ1/2

薄口しょうゆ 大さじ1

酒 大さじ1

〈つくりかた〉

1 米を洗い、30分程度水に漬ける。

2 フライパンで厚揚げを焼き、1センチ角に切る=写真2枚目=。

3 板こんにゃくは細切り、ニンジンは千切り、ゴボウはささがきにする。

4 米の水を捨て、サバの水煮缶の汁、砂糖、薄口しょうゆ、酒を入れた後、炊飯器の目盛りまで水を足す。

5 用意した各材料を入れて炊飯する。炊きあがったらよく混ぜる=写真3枚目=。

6 お好みでネギを小口切りにして盛り付ける。

【ポイント】とふめしの本来の材料である油揚げの代わりに、厚揚げを使うことで香ばしさを加えた。豆腐の原料である大豆に含まれるタンパク質は、血中のコレステロール値を低下させることにもつながる。

■“巣ごもり生活”でリスク高まる 佐藤友亮・神戸松蔭女子学院大教授

 まず、骨粗しょう症とは何かを紹介します。定義は骨の量が減って強度が低下し、骨折を起こしやすくなることです。中の骨組みがもろく、弱くなっている状態。何も起こらなければ分かりませんが、日常生活で、普通では問題にならないような衝撃で、骨が折れてしまうリスクがあります。

 国内で推定される患者数は、国民の10人に1人程度に当たる約1100万人とされます。年代別では高齢者がなりやすいため、高齢化社会が進むことで、患者は増えています。また、男性より女性が圧倒的に多いのは、50代ごろからの閉経後に女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減り、骨を溶かす細胞の働きが強くなるためです。

 国内では、若年成人(20~44歳)の骨密度平均値(YAM)との比較により、具体的な診断基準が示されています。わずかな外力で骨が折れる「脆弱(ぜいじゃく)性骨折」がある場合、骨密度はYAM80%未満で、同骨折がない場合は、YAM70%未満が基準となっています。

 栄養面ではカルシウムやビタミンDなどの不足が要因です。このうち、ビタミンDは日光を浴びると体内でつくられるため、新型コロナウイルスの影響で、外出を自粛する“巣ごもり生活”が続いた場合、より注意が必要となります。

 さらに加齢のほか、身長に対する体重の少なさ、膠原(こうげん)病といった自己免疫疾患の治療によるステロイドの長期服用、喫煙習慣やアルコールの過剰摂取なども、リスクを高めます。

◇協力 神戸松蔭女子学院大教員 橋本沙幸さん、片平理子さん、橘ゆかりさん、小林利寛さん、作田はるみさん

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