明治ホールディングスは22日、2021年3月期の連結純利益が前期比3%増の695億円になりそうだと発表した。2期連続で最高益となる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け健康志向がより高まり、機能性ヨーグルトの販売が伸びる。
売上高は横ばいの1兆2530億円を見込む。機能性ヨーグルトなどの主力商品が堅調な半面、食品子会社が連結対象から外れる影響が出る。営業利益は7%増の1100億円の見通し。医薬品事業での主力の医薬品などの増収が利益を押し上げるほか、販促費などコスト削減が寄与する。
同日発表した20年3月期の連結決算は、純利益が前の期比9%増の673億円だった。昨年に実施した牛乳やヨーグルトの値上げで採算が改善した。前の期にインド医薬子会社ののれんに関わる減損損失を計上した反動も出た。売上高は微減の1兆2527億円。年間配当は150円と前の期に比べて10円増配した。
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May 22, 2020 at 06:30PM
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明治HD、3%増益 21年3月期最終 健康志向追い風 - 日本経済新聞
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