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Monday, September 18, 2023

ベータ vs VHSの争いを横目に大ヒットしたソニーの8ミリビデオ - ASCII.jp

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 ソニーは過去に家庭用VTR「ベータマックス」を世に送りながらも、「VHS」との規格戦争に巻き込まれ、結果としてビデオフォーマットで負けた話はもう有名すぎる話です。そこを今さらピックアップしてもありきたりなので、ソニー好きの筆者ならではの視点から、ベータマックスで苦境に立ちながらもソニーが模索していた時期を振り返ってみたいと思います。

ソニー

◆ビデオデッキとは別のアプローチで登場した「8ミリビデオ」

 1988年頃は、家庭用ビデオデッキの普及率が50%を超えて、ビデオのレンタルショップが全国各地にオープンしていました。VHSだ! ベータマックスだ! と当時のマニアたちが論争を繰り広げながらも、テレビで放送している番組を録画できること自体が画期的で、映画やアニメ(のビデオテープ)をレンタルして観られることがステイタスでもあり、ビデオという存在そのものが僕たちの娯楽の中心にありました。

 そんな当時のトレンドとはまったく別のアプローチで、見事に市場の軌道に乗ったのが「8ミリビデオ」です。旅行や運動会、家族のイベントを動画で残せるという、これまた当時としては画期的なアイテムでした。対抗馬のVHS-C陣営をものともせず、家庭用ビデオカメラの中心となりました。

 そうなると強さというか、貪欲さを発揮するのがソニー。8ミリビデオ専用のビデオデッキを市場に投入します。そもそも撮影した映像を見るためだけに存在する8ミリ専用ビデオデッキは「ベータマックス VS VHS」の規格戦争とは異なった立ち位置にあり、そのカセットの小ささを活かしたアイテムがいろいろと登場したのです。

 1985年に発売された「EV-C8」は単なるビデオデッキに終わらず、持ち手がついて、1.1kgの重さの本体をまるごと移動できるポータブル性を持たせていました。

 1987年には、6型のカラーテレビと8ミリビデオを合体した「Video8 COMBO」(EV-DT1)を発売。高精細なトリニトロン管を備え、まさにコレ1台でどこでも録画したビデオを見られたのです。アナログチューナーもあったので、そのままテレビも視聴できるうえに、8ミリテープに録画もでき、シガーソケットから電源供給すれば車の中でも使えてしまうまさに移動要塞。家庭内にとどまらず、会社でのプレゼン用としても活用されるなどビジネスシーンにも浸透していきました。

ソニー

EV-DT1(1987年)

 さすがにブラウン管は重いと思ったのか、ポータブル性を極めたいからなのか、1988年には3型液晶テレビと8ミリビデオが一体化した「GV-8」が登場します。液晶テレビになったことで、さらに小型軽量化して片手で持てるサイズになりました。名前も「ビデオウォークマン」と命名され、持ち歩きができる動画プレーヤー(録画機能もあり)をこの時代に具現化していたと思うとビックリです。おそらく大型のビデオテープではこの発想にいたることはなかったはずなので、8ミリテープは偉大だなと思います。

ソニー

GV-8(1988年)

◆ついにソニーがVHSビデオデッキを発売!

 そしてついに現実から目を背けることはできなくなったのか、1988年にソニーもついにVHSビデオデッキを発売します。名目上はベータマックスとVHSの併売なのですが、当時はソニーのベータこそ至高だと信じてきたユーザー(筆者)からしてみれば「なんでやねーん!」だったと思います。硬派にベータマックスを貫いてほしかったのですが、それはそれ、これはこれ。もちろんベータマックスユーザーの期待に応える高画質モデルのEDベータを出しつつも、貪欲にVHSモデルも販売していくのでした。

 とは言え、ソニーが作るVHS機なだけあって、高機能なモデルがいくつも出てきます。VHS Hi-Fi方式VTRの初号機は「SLV-7」。カメラ一体型ビデオなどと接続して手軽に編集できる“デジタルエディットモニター”を搭載していました。ほかにも、本体とリモコンそれぞれにシャトルステーションを備えて、早送りや巻き戻しまで操作の使い勝手の良い「SLV-F10」や、テープの特性や使用状態を判断して最適な画質で再生する「APC回路」をそなえた「SLV-RS7」などが登場しました。

ソニー

SLV-7(1988年)

 VHSのノウハウが蓄積されてくると、独特な発想で市場のニーズをつかみにいきます。お約束の合体技、8ミリビデオとVHSを一体化したダブルビデオ「WV-BS1」が登場。8ミリカメラで撮影した映像をVHSテープに編集してダビングして、田舎のおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントするとか、友人に配布するという布教活動がものすごくはかどりました。

◆高画質編集や携帯との連携モデルも登場

 アナログからデジタルへ、8ミリカメラがDVカメラへとシフトすると、すぐさま据え置きでもDV方式に準拠したデジタルビデオカセットレコーダー「DHR-1000」を投入。水平解像度500本の色にじみの少ない高画質に加えて、デジタルビデオカメラからDVテープへデジタル信号のまま画質や音質の劣化がほとんどなく、高精度な編集ができるとあって、当時のソニーマニアが歓喜したのです。

ソニー

DHR-1000(1997年)

 デジタルビデオカメラで撮影した映像をS-VHSテープへ編集できるデジタルブルビデオ「WV-D10000」もその後に続きます。

ソニー

WV-D10000(1997年)

 実はDV方式のカセットテープには、ビデオカメラに採用されたミニDVカセットだけでなく、サイズが一回り多いスタンダードタイプのDVカセットというものもありました。おそらくそこまで認識している人は少ないかもしれません。スタンダードDVカセットの利点は、そのままカセットのサイズが大きくなったことによって、中の巻きのテープの長さが増え、より長時間録画ができるということです。最長で4時間30分も高画質記録できるとあって、本来はビデオ編集のためにあったDVカセットにテレビ番組を録画するという猛者も現れはじめました。このDVカセット、1本がめちゃくちゃ高価なのに、何本も買うんですよソニーマニアは。

 ほかにも4型モニターを搭載したミニDVテープの映像を楽しめるビデオウォークマン「GV-D1000」も登場しました。コレのおもしろいところは、撮影した映像をMPEG1形式に変換してメモリースティックに転送できること。 画質は今思えばかなり低いのですが、メモリースティックに転送することで、クリエやVAIO、ケータイで観られるといった連携ができたのです。

ソニー

GV-D1000(2002年)

◆規格で勝ったVHSだが結局デジタル化で消滅

 こうしてアナログからデジタルの過渡期をつないで渡っていく中で、ベータマックスの最後となったモデルは1993年に発売された「SL-200D」。テープの状態に応じて再生イコライザーの特性などを自動調整するピュアシグナルオプティマイザーを搭載していました。Hi-Band対応ベータデッキのベーシックモデルで、これといった特別な仕様ではなかったのですが、これを最後に新しいベータ方式のビデオデッキは出てくることはなく、最終モデルとしてその役割を終えました。

ソニー

2002年まで生産された、SL-200D(1993年)

 アナログ時代のVTRフォーマット競争こそVHSに軍配が上がりましたが、2000年に入ると、テープ方式という概念をこえたハードディスクやDVDといった光学メディアなど、デジタル化の波がすべてを飲み込んでいくことになるのでした。

■関連サイト

筆者紹介───君国泰将

ソニー(とガンダム)をこよなく愛し、ソニーに生きる男・君国泰将氏

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科学&テクノロジー

Sunday, September 17, 2023

ASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally」のZ1モデル発売でZ1 Extemeと比較した - ASCII.jp

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 ASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally(アールオージー・エイライ)」のエントリーモデルが正式発表され、9月21日に発売される。

 ROG AllyにはAPUの異なる2モデルが用意されていて、上位版「Ryzen Z1 Extreme」が搭載された「RC71L-Z1E512」は6月14日に発売済みであったが。下位版「Ryzen Z1」を採用した「RC71L-Z1512」は「2023年夏(予定)」となっていた。

 夏もそろそろ終わる9月21日に、お手頃価格のエントリーモデルが満を持して発売されるわけである。

 というわけで今回は、ROG Ally発表時点で多くの方が知りたかったであろう両機種の実力差をベンチマークでチェックしてみよう。

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ASUS「ROG Ally」Ryzen Z1搭載機(左上):8万9800円、Ryzen Z1 Extreme搭載機(右下):10万9800円。外観に違いはない

上下モデルで異なるのはAPUのみ
メモリー、ストレージ容量はまったく同じ

 さて本題であるベンチマークを実施する前に、スペックをおさらいしておこう。ROG AllyのAPUはともに最高45W、4nmのZen 4アーキテクチャだ。違いはコア数とスレッド数、動作周波数、内蔵GPUのRDNA 3アーキテクチャ「AMD Radeon Graphics」の数である。

「AMD Ryzen Z1 Extreme」
(8コア、16スレッド、3.3/5.1GHz、RDNA3演算ユニット12、キャッシュ24MB)
「AMD Ryzen Z1」
(6コア、12スレッド、3.2/4.9GHz、RDNA3演算ユニット4、キャッシュ22MB)

 スペックで異なるのはAPUのみで、OSに「Windows 11 Home 64bit」、メモリーは16GB(LPDDR5-6400、オンボード)、ストレージは512GB(PCIe Gen4 x4 M.2 2230 SSD)を搭載している。

 ディスプレーは7型フルHD IPS液晶で1920×1080ドット、315ppi、500cd/m²、120Hz、7ms、グレア、ペン非対応、タッチ対応、Corning Gorilla Glass Victusを採用。ウェブカメラは非搭載だが、アレイマイクは実装されている。

 インターフェイスは、ROG XG Mobileインターフェイス、USB 3.2 Gen2 Type-C(データ転送、映像出力、本体への給電対応)、microSDメモリーカードスロット(UHS-II)、3.5mmコンボジャックを用意。ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(11ax)、Bluetooth 5.1をサポートしている。

 本体サイズは280×111.38×21.22~32.43mm、重量は約608g。40Whのリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間はJEITA2.0で約10.2時間、ヘビーゲームで約2時間、クラウドゲームで約6.8時間、動画再生で約6.8時間とされている。

 上位モデルと下位モデルでAPU以外のスペックがまったく同じというのは珍しい。純粋に処理性能と価格を天秤に乗せて、どちらを購入すべきか選べるわけだ。

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ディスプレーは7型IPS液晶を搭載。ゲームコントローラーは、左スティック、方向ボタン、表示ボタン、コマンドセンターボタン、メニューボタン、Armoury Crateボタン、ABXYボタン、右スティックが配置されている

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本体背面。内部にはデュアルファンが搭載

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上面には、左右バンパー、左右トリガー、指紋認証センサー一体型電源ボタン、音量ボタン、ROG XG Mobileインターフェイス、USB 3.2 Gen2 Type-C、microSDメモリーカード、3.5mmコンボジャック、排気口が配置

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厚みは21.22~32.43mm。両手でしっかりとホールドできるように両サイドは湾曲している

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実測重量は611g

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パッケージには本体、ACアダプター、スタンド、説明書、保証書、「必ず初めにお読みください」が同梱

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Ryzen Z1搭載機のパッケージに貼られた製品情報

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「ROG Ally」のパッケージ。ほぼモノトーンだが、XYABボタンだけ着色された贅沢な仕様だ

Ryzen Z1 対 Z1 Extremeの速度比較
CPUで約70%、GPUは60%の速度

 それでは早速両機種でベンチマークを実施しよう。今回はRyzen Z1搭載機とRyzen Z1 Extreme搭載機で、統合ユーティリティー「Armoury Crate」で動作モードを「Turbo」に設定した状態でベンチマークを実施した。なおバッテリーベンチマークのみ、動作モードを「パフォーマンス」に設定している。

 まずCPU性能だが、CINEBENCH R23のCPU(Multi Core)はRyzen Z1搭載機が10068pts、Ryzen Z1 Extreme搭載機が14323ptsとなった。

 つまり、Ryzen Z1搭載機はExtremeの約70%相当のスコアとなったわけだ。スレッド数がCPU(Multi Core)の差となって表われたことになる。

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Ryzen Z1搭載機のCINEBENCH R23のCPU(Multi Core)は10068pts、CPU(Single Core)は1731pts。Ryzen Z1 Extreme搭載機は14323ptsと1792pts

 3Dグラフィックス性能については、Ryzen Z1搭載機の3Dmark Time Spyは1811、Fire Strikeは4471、Wild Lifeは9892、Port Royalは709、Ryzen Z1 Extreme搭載機の3Dmark Time Spyは3147、Fire Strikeは7344、Wild Lifeは17309、Port Royalは1346、となった。

 つまり、Ryzen Z1搭載機はRyzen Z1 Extreme搭載機に対して、Port Royal で約53%、Time Spyで58%、Fire Strikeで61%、Wilde Lifeで57%のスコアを記録したことになる。

 内蔵GPUの性能は、Ryzen Z1のAMD Radeon Graphicsが最大2.8TFLOPS FP32、Ryzen Z1 Extremeが最大8.6TFLOPS FP32とされている。3DMarkではこの仕様値ほどの差は開かなかったわけだ。

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Ryzen Z1搭載機の3DMarkのTime Spyは1811、Fire Strikeは4471、Wild Lifeは9892、Port Royalは709。

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Ryzen Z1 Extreme搭載機の3DMarkのTime Spyは3147、Fire Strikeは7344、Wild Lifeは17309、Port Royalは1346。

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Ryzen Z1搭載機はRyzen Z1 Extreme搭載機に対して、Time Spyで58%、Fire Strikeで61%、Wilde Lifeで57%、Port Royalで53%相当のスコアを記録

 実際のゲームに即したベンチマークとして、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(軽量品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)を実行したところ、Ryzen Z1搭載機は3261(普通)、Ryzen Z1 Extreme搭載機は4707(やや快適)となった。

 Ryzen Z1搭載機はRyzen Z1 Extreme搭載機の約69%相当のスコアを記録しており、FF XVクラスのゲームであれば、グラフィック品質を調整すればフルHD解像度でも実用的な速度でプレイ可能ということになる。

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Ryzen Z1搭載機の「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(軽量品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは3261(普通)。Ryzen Z1 Extreme搭載機のスコアは4707(やや快適)。

 ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」では、両者に誤差以上の違いはなかった。システム情報でも「Micron_2400_MTFDKBK512QFM」と同じSSDが採用されているのを確認できた。将来的に異なるSSDが搭載される可能性はあるが、少なくとも現時点ではAPU以外の性能は同一ということになる。

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Ryzen Z1搭載機の「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は4309MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は1844MB/s、Ryzen Z1 Extreme搭載機は4319MB/sと1821MB/s。

 バッテリーベンチマークは「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(軽量品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)をディスプレー輝度40%でバッテリー残量2%までという条件でループ再生したところ、Ryzen Z1搭載機は1時間48分24秒、Ryzen Z1 Extreme搭載機は1時間28分28秒秒動作した。

 Ryzen Z1 Extreme搭載機のほうがバッテリーが多少経年劣化している可能性はある。しかし、コア数/スレッド数とAMD RDNA 3演算ユニットが少ないRyzen Z1搭載機のほうが、消費電力が少ないのは間違いなさそうだ。

 今回両製品を使用していてもうひとつ気になった点がある。それはディスプレーの色味の違い。システム情報ではどちらも「TL070FVXS01-1」と表示されているのだが、Ryzen Z1搭載機のほうがやや赤みが強い。カラーキャリブレーション機器で色域を計測してみても、誤差以上の違いがあった。ROG Allyの7型フルHD IPS液晶ディスプレーはある程度個体差があるようだ。

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上がRyzen Z1搭載機、下がRyzen Z1 Extreme搭載機。白い画面で見るとRyzen Z1搭載機のほうがやや赤みがかった発色であることがわかる

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画像を表示した場合には両者の違いはほとんどわからない

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Ryzen Z1搭載機で実測したsRGBカバー率は96%、sRGB比は100%、Ryzen Z1 Extreme搭載機はsRGBカバー率が95%、sRGB比は100%

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ゲームコントローラーの操作感に違いはない。Ryzen Z1搭載機で特に改善などは実施されていないと思われる

エントリー向けポータブルゲーミングPCとして
Z1モデルは非常に魅力的な存在だ

 Ryzen Z1とRyzen Z1 Extremeは、主にコア数/スレッド数、AMD RDNA 3演算ユニット、キャッシュにおいて明確に差別化が図られており、その差ははっきりとベンチマークのスコアに表われた。

 しかし実際に「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」を実行してみると、その数値ほどの差は感じられない。もちろん並べてみれば違いはあるのだが、単体でプレイすればストレスを感じるほどではないというのが率直な感想だ。

 そしてRyzen Z1 Extreme搭載機より2万円も安いRyzen Z1搭載機の8万9800円という価格は非常にインパクトがある。また、メモリーは16GB(LPDDR5-6400)、ストレージは512GB(PCIe Gen4 x4接続)と余裕があるのもポイントが高い。Ryzen Z1を搭載したROG Allyは、エントリー向けのポータブルゲーミングPCとして非常に魅力的な存在だ。

 

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