Activision(アクティビジョン)はCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』の大型アップデート「シーズン1」をリリース。変更内容を記載したパッチノートを公開した。
この記事では、基本プレイ無料バトロワ『ウォーゾーン』に関する部分のうち、各モードのルールや機能など、ウォーゾーン全体に関わる変更をお届けする。
CONTENTS
『CoD:ウォーゾーン』シーズン1アップデート
以下では、初公開の情報や変更点を翻訳。発表済みの新コンテンツについては、以下の記事を参照。
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ゲームモード
バトルロイヤル
- バトルロイヤル(復刻)
- 新マップ:ウルジクスタン
- プレイヤー数:100
- 対戦の長さ:最大20分
開発者コメント:バトルロイヤルの対戦ペースについて
「バトルロイヤルの対戦におけるペースはゲーム体験にとって重要であり、心拍の鼓動と等しいものにする必要があります(中略)。
これまでずっとウォーゾーンは、大人数のプレイヤー、より大規模なマップでプレイされてきました。しかし、リスポーンのメカニズムを追加し、サークルのサイズと時間を変更してきたことが、アクションが始まるまでの時間に影響を与えていると分かりました。
新マップ「ウルジクスタン」では、数多くの点がプレイヤー数を決めるうえで考慮されました。
- ウルジクスタンのサイズは、アル・マズラより20%ほど小さい
- より短い20分の対戦時間
- 新しいガスサークルのタイマーとサイズ
- 「セカンド・チャンス」のメカニズムの増加
- 消音機能をつけずに発砲すると赤点が出て、交戦している場所が分かる
- 「ビッグゲームバウンティ」契約と、アドバンスUAV報酬の復活
- 「バウンティ」契約をアップデート。報酬としてUAVのピンが贈られる
- 収容所の新しい公開イベント「ゴーアゲイン」で、より多くのプレイヤーが再展開できる
- ゲームの安定性とパフォーマンス
要約すると、プレイヤー人数がどうあれ、アクションが起きるまでの時間は最も重要な変数です。上記のすべてを踏まえ、シーズン1全体ではバトロワにおける交戦と交戦の時間を監視し、今後のシーズンで必要に応じて戦闘ペースを変更していく予定です」
リサージェンス
- リサージェンス(復刻)
- 復刻マップ:アシカアイランド、ヴォンデル
- プレイヤー数:
- アシカアイランド
- ソロ:52
- デュオ:52
- トリオ:51
- クワッド:52
- ヴォンデル
- ソロ:72
- デュオ:72
- トリオ:72
- クワッド:72
- ウルジクスタン・リサージェンス(期間限定モード)
- 場所:ウルジクスタン内の注目エリア
- オルロフミリタリーベース
- ポポフパワー
- ザラバンサバーブ
- プレイヤー数:
- ソロ:44
- デュオ:44
- トリオ:45
- クワッド:44
- 場所:ウルジクスタン内の注目エリア
- ローテーション・リサージェンス(復刻モード)
- ローテーションのインターバル:15分
- 復刻マップ:アシカアイランド、ヴォンデル
- 新たな地:ウルジクスタン
- オルロフミリタリーベース
- ポポフパワー
- ザラバンサバーブ
プランダー
- プランダー(復刻モード)
- 新マップ:ウルジクスタン
- 対戦の長さ:最大15分
- プレイヤー数:100
ロックダウン(シーズン中)
- ロックダウン(復刻モード、シーズン中)
- シーズン1の期間中、プレイリストのローテーションに追加予定
- 「ロックダウン」はマルチプレイヤーの「ハードポイント」にインスパイアされたモード。複数のスクワッドが、ヴォンデル一帯の各ゾーンを確保、維持することを課される。主要な目標は、これまでのバトロワにおける「チームが最後まで生き残る」から置き換わる
- ロックダウンは、ハイペースに武器のレベル上げをしたいプレイヤーにうってつけの目標志向型モード。対戦開始直後よりカスタムロードアウトが有効になる
- プレイヤー数:36
- マップ:ヴォンデル
変更全般
- バックアップピストル(ゲームプレイ品質改善)
- ロードアウトにハンドガンを装備していない時、以下のアクション中はベースアタッチメントのついたCOR-45を引き抜く
- 縁につかまる
- はしごを上る
- 水中を泳ぐ
- ハンドガンや近接武器を装備している場合は、代わりにそれを使用する
- ロードアウトにハンドガンを装備していない時、以下のアクション中はベースアタッチメントのついたCOR-45を引き抜く
- 部位ダメージの修正
- 各部位へのダメージ倍率は、キルタイムをより一貫させるために平準化。ヘッドショットへのダメージ倍率が大きく減少し、腕を胴体に合わせた
開発者コメント「過去にはよく、腕は胸とは異なるダメージを受けていました。これが、命中させた際のキルタイムを一貫性の無いものにしていました(というのも、相手の胸ではなく腕に当てたことになるので)。『下部から上部への鉄則』とともに、倍率をより一貫させて標準化することで、体の同じ範囲に着弾させたときの体験がより信頼できるものになるでしょう」
- スナイパーライフルのダメージ
- KATT AMRは全距離でヘッドショット1撃キルができる
- Riot Shield
- セカンダリ武器としてRiot Shieldを背負っている際、移動が遅くなる
- 武器調整の削除
- 『CoD:MWll』の機能である武器調整は削除。武器MOD間を切り替えている間に受けとる性能情報が増加し、武器メタのビルドの増え方が途方もないことになるため。この変更はMODを登録している『CoD:MWll』と『CoD:MW3』の両方の武器に適応される
- ランチャーのダメージ
- すべてのランチャーにおける、ダメージと乗り物との相関関係を調整
- ほとんどのランチャーは、小型の乗り物を1発で破壊する
- RPG-7、PILA、STRELA-Pは、ほとんどの中型の乗り物を2発で破壊する
- JOKRはほとんどすべての乗り物を1発で破壊する
- RGL-80とSTRELA-Pはほとんどの乗り物を即座に爆発させることはない
- PILAは、ほとんどの中型・大型の乗り物を即座に爆発させることはない
- RPG-7とJOKRはほとんどの乗り物を即座に爆発させる
開発者コメント「ウォーゾーンにおけるランチャー類は、影響力のあるものにしつつ、乗り物への対策としては公平にしたいと考えました。弾速や発射までの時間、リロード速度などの変数を元にランチャー類を調整し、それがビークルにダメージを与える際にどんな挙動をするかという予測に、より上手く合わさるようにしました」
機能調整
全モード
- アイテム
- 地上アイテムとサプライボックスのアイテムプール
- マップ全体で発見できるアイテムは、MWllとMW3の武器、装備品、PERKパッケージなどが混在する
- レア度(ゲームプレイの品質改善)
- 武器、装備品、キルストリークなどには、カラーコードのヒントが表示され、そのアイテムの価値とレア度が分かる。その武器がカスタムロードアウトのものである場合も同様
- レア度の内訳:
- レジェンダリー:オレンジ
- エピック:紫
- レア:青
- アンコモン:緑
- コモン:白
- レジェンダリーのオーディオ(ゲームプレイの品質改善)
- レジェンダリーアイテム発見時、ギターの祝祭サウンドが復活。アイコニックなリフがないんじゃ良い感じがしないからね!
- リバイブピストル:
- アイテムプールからリバイブピストルを削除。しかし、今後のシーズンで復刻の可能性がある
- 地上アイテムとサプライボックスのアイテムプール
開発者コメント「地上のアイテムをバランス調整し、通常のアイテム収拾でほとんどすべてのアイテムが、十分な時間内に見つかるようにしました。しかしながら、要塞や契約のような活動、公開イベント、マップの各地点(病院、車両のガレージ、警察署など)から得られる報酬は、プレートキャリアのような特定の欲しいアイテム、または1種類のアイテムを狙いやすくしました。
つまり自分のチームが特定のアイテムを必要としている場合、ありそうな場所や、手に入りそうな活動をすることで、それを獲得できる可能性が高まります。一部のハイティアなアイテムは地上を探すことでしか見つからず、プレイヤーたちにそれを探し続けるよう促しています。普通のギアやアイテムはたくさん見つかるようにしたので、基本的なギアや望ましい武器は対戦開始60秒までに手に入るでしょう」
- バックパック
- レイアウト(ゲームプレイの品質改善)
- バックパックとゲーム内のロードアウトのレイアウトを調整。新たに追加された専用の弾薬の下に武器が並べられた。ガスマスクとアーマープレートは、リストの最初のすぐにアクセスできる2つのエリアに置く
- ナビゲーションの終点(ゲームプレイの品質改善)
- バックパックとロードアウトは、片方にずっと移動させていった際にその終点をナビゲートする
- 重複した弾薬のスロット(ゲームプレイの品質改善)
- 弾薬用の新しい専用バックパックスロットに、素早く簡単にアクセス可能。これらのスロットは、プレイヤーが弾を獲得した際に自動的に補充される。追加の弾を、全アイテム用のスロットに収容することも引き続き可能
- 収容所エントリーキット(ゲームプレイの品質改善)
- 収容所へのエントリーキットは、収納可能になり、チームで連携するために拾ってシェアできる
- 同一キルストリークの自動装備(ゲームプレイの品質改善)
- 特定のアイテムは、同じものが使用された際にバックパックから自動的にアクティブロードアウトに装備される
- たとえばプレイヤーがUAVを使用し、バックパックにもう1つUAVがあった場合、それはアクティブロードアウトに自動装備される
- 特定のアイテムは、同じものが使用された際にバックパックから自動的にアクティブロードアウトに装備される
- 収容所と再展開のトラッカー(ゲームプレイの品質改善)
- バックパックには、使用可能な収容所エントリーキットや再展開パックを持っていることが表示されるようになった
- プランダーとリサージェンスには適応されない
- バックパックには、使用可能な収容所エントリーキットや再展開パックを持っていることが表示されるようになった
- レイアウト(ゲームプレイの品質改善)
- ナビゲーション・ピン(ゲームプレイの品質改善)
- 特定の黄色い警告ピンをドアに立てる機能を削除し、ナビゲーション・ピンを立てようとする際のストレスを緩和
- キルカメラのピン(ゲームプレイの品質改善)
- プレイヤーのキルカメラを視聴する間、すべての敵のピンを見られるようになった
- 重要:この機能はリリース後の少し後に有効化。その際にお伝えします
開発者コメント「自分の頭上に巨大な赤ピンが出ていれば、『なんで俺がそこにいるって分かったんだ?』と悩まなくて済みます」
- 購入ステーション
- インタラクトする距離
- ガス範囲内での購入ステーションへのインタラクト距離を、これまでの10メートルから30メートルに伸長
- アイコンの視認性(ゲームプレイの品質改善)
- ガス内で購入ステーションにアクセス可能である際に、そのアイコンはミニマップとTACマップに映ったままとなる。ガス内に長時間居続ける際、購入ステーションが使用不可能になったところで、アイコンはフェードアウトしていく
- 上記は、固定された購入ステーションと、展開型の購入ステーションの両方に適応される
- インタラクトする距離
- ロードアウト
- 購入価格
- 購入ステーションでの価格が低下
- ソロ:$8,000から$7,500に
- デュオ:$12,000から$10,000に
- トリオ:$16,000から$12,500に
- スクワッド:$20,000から$15,000に
- 購入価格は、プレイリストのスクワッドサイズではなく、活動中のスクワッドのサイズに基づいて定まる
- 購入ステーションでの価格が低下
- スクワッド用の輪郭線(ゲームプレイの品質改善)
- 2020年バージョンの、ロードアウト・クレートの独特な白いビジュアルデザインが復活
- ロードアウトには、自分のスクワッド用のユニークな色のついた輪郭線がつくようになる。これには2つの目的がある。1つ目は、どのクレートが自分たちのものか見分けやすくするため。2つ目は、クレートにインタラクトした後、プレイヤーごとにこの輪郭線が消えるようにするため
- スポーン時に輪郭線は更新され、プレイヤーがクレートを再利用できること示す
- 2020年バージョンの、ロードアウト・クレートの独特な白いビジュアルデザインが復活
- 購入価格
- ガスマスク
- 手動のガスマスク(ゲームプレイの品質改善)
- ガスマスクを地上で発見した際、いつ装着するか手動で選べるようになる
- ガスマスクのオーバーレイ(ゲームプレイの品質改善)
- ガスマスクのオーバーレイを調整し、アクションによりクリアな視界を提供
- 壊れそうになっている時、破損状態の表示の強さを低減
- 手動のガスマスク(ゲームプレイの品質改善)
- ガスサークルのスピード
- 最初のサークルの中心となり得る場所を全体的に調整し、以前の体験からさらに広いプレイエリアを含むようにした。これにより、各対戦のスタート時点でより広いエリアにアクセスできるようにし、すべての重要なアイテムの回収フェーズをより良いものにした
- 以下はサークルタイミングの調整の要約
- サークル1:215秒から160秒に短縮
- サークル2:220秒から140秒に短縮
- サークル3:170秒から130秒に短縮
- サークル4:110秒から125秒に増加
- サークル5:70秒から90秒に増加
- 他のすべてのサークルタイミングは変更なし
- 全体の短縮:2分
- 対戦終了までの合計時間:20分20秒
- ガスのダメージ
- 1ティックあたりのダメージを9から10に増加
- 再展開ドローン
- 再展開ドローンはガス内に最大45秒留まる
- 各サークルでこの時間が5秒減少。最低は30秒
- ドローンの位置変更時、移動が少し速くなる
- ドローンはサークル5の後に退場し始める。ガスの深くに入りすぎており、位置変更をする空間が限られているため
- 再展開ドローンのカタパルトの距離を伸ばし、プレイヤーはより長距離を移動できるようになった
- 再展開ドローンはガス内に最大45秒留まる
- デスドア(体力低下状態)
- これはプレイヤーの体力が低下してダウンする危険があるときの、オーディオとビジュアルによる通知のこと
- 有効化:ビジュアルのオーバーレイは、体力55%から、40%時点で生じるようになる
- 視認性(ゲームプレイの品質改善)
- オーバーレイの透明度を上げ、体力低下時に邪魔になりにくくした
- パラシュート
- 『CoD:MW3』のオペレーターたちは、展開時に新しいデフォルト・テクスチャつきのパラシュートで展開するようになる。これはウルジクスタンの郊外の自然からインスパイアされたもの。このパラシュートのテクスチャは、プレイヤーがパラシュートをカスタマイズしていた場合は上書きされる
- スポーン保護タイマー
- スポーン保護の継続時間を、10秒から2.5秒に短縮
- リサージェンス以外の全モードに適応
開発者コメント「再展開中のプレイヤーと、既に地上にいるプレイヤーとの両方に、公平さをより上手く作り出すために今回の変更を実施」
バトルロイヤル
- 降下時の高度
- 侵入フェーズでプレイヤーが戦場に展開する際の高度を、483メートルから402メートルに短縮
開発者コメント「侵入時に地上に近くなることで、アクションの開始までが早まります。さらに対戦全体で再展開時の高度がさらに下がり、終盤戦で滞空し続ける効果が低下します」
- 再チャレンジのメカニズム
- 収容所エントリーキットと再展開パックの出現率が上昇
- 要塞
- 要塞は各対戦での出現が確定しなくなり、公開イベントに紐付けられた
- ブラックサイト
- 対戦開始時、ブラックサイトが一ヵ所ランダムに出現する
- その場所は、自分のスクワッドがブラックサイトの鍵を発見するか、別のスクワッドによって解除されるまでマップに公開されない
- ブラックサイトのボスは、確定で展開型購入ステーションをドロップする。アドバンスUAVは、ドロップする可能性のあるいくつかのキルストリークのうちの1つとなる
- ブラックサイトの鍵は、どんな対戦中でも地上アイテムとして見つかる可能性があり、ブラックサイトを開けるチャンスとなる
プランダー
- UAVタワー
- UAVタワーがプランダーに登場
- キャッシュのバランス
- ウルジクスタンにおけるキャッシュ・エコノミーのバランスは注意深く監視予定。さまざまな作戦を勝利を得るために有効なままにしつつ、調整を施す見込み
公開イベントの調整
- ファイアセール
- アイテムの割引率を30%から50%に上昇
開発者コメント「3,000ドルを30%割引する際の頭の体操(答え:2,100ドル)をシンプルにするため、単に5割引としました(1,500ドル)。これにより、購入ステーションを回る価値も上がります」
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
- 発売日:2023年11月10日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: CoD Official
からの記事と詳細 ( 『ウォーゾーン』シーズン1アップデート ルール&システム編:バトロワの規模、武器やゲームシステムの仕様に多数の変更 - EAA!! FPS News )
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