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2023年10月17日に配信された「Game Ready ドライバー」のアップデートによりいくつかのゲームの起動時パフォーマンスが向上し、さらに画像生成AIのStable Diffusionが最大2倍速くなることが発表されました。
New Game Ready Driver Released: DLSS 3 For NARAKA: BLADEPOINT and Warhammer: Vermintide 2, Plus RTX Video Super Resolution Enhancements & Stable Diffusion Is Now Up To 2X Faster | GeForce News | NVIDIA
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Nvidia Boosts AI Performance With TensorRT | Tom's Hardware
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2023年2月のアップデートにより、Game Ready ドライバーでNVIDIAのAIを使用したアップスケーリング技術「RTX Video Super Resolution(VSR)」が利用できるようになりました。これは圧縮適用時に生まれるゆがみ「圧縮アーティファクト」を削除してビデオ解像度をアップスケーリングするもので、鮮明さやエッジのシャープさの向上が期待できる技術です。
今回のアップデートでVSRが強化され、品質がさらに向上し、ディテールのレベルが高まり、アップスケーリング処理中に画像のディテールを保持することで、全体的にシャープで鮮明な画像を実現できるようになったとのこと。さらに、サポートの拡張により、GeForce RTX 20シリーズGPUの所有者は、GeForce RTX 30および40シリーズGPUの所有者と同じAI強化ビデオの恩恵を受けることができるようになりました。
これまではアップスケールされた映像にのみ適用されていたVSRですが、今回からネイティブ解像度でも高解像度ができるようになっているとのことたとえば、1080pのストリームを1080pのディスプレイでも見る場合でも、VSRで画像を向上することができるとのこと。
今回のアップデートのもうひとつの特長は、「Stable Diffusion」の高速化を果たしたという点です。NVIDIAは、Automatic1111によるStable Diffusion Web UI用に「TensorRT」拡張機能を追加し、GeForce RTXのパフォーマンスを最大2倍向上させることに成功したと発表しました。TensorRTをまず組み込む必要があるものの、AI画像の生成がこれまで以上に高速化され、ユーザーは簡単に反復処理を行うことができるようになり、時間を節約することができるそうです。
ニュースサイトのTom's HardwareがTensorRTを組み込んでパフォーマンステストを実施したところ、Stable Diffusionのパフォーマンスが最大70%高速化したことが確かめられたとのこと。以下は組み込み済みのテスト結果。
以下はStable Diffusion高速化のためによく使われるXformersライブラリを用いた際の結果です。
Tom's Hardwareは「TensorRTはNVIDIAのGPU上でより高い性能を発揮するように設計されているため、このようなパフォーマンス向上が見られるのです」と指摘しました。
からの記事と詳細 ( NVIDIAのドライバアップデートでStable Diffusionが2倍高速化 - au Webポータル )
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科学&テクノロジー
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