「車が恋人」なんて言葉もあるけれど、大切な誰かと「好き」を共有できればサイコーだ! 恋に車に、人生を謳歌する車好き女子たちの素顔とは⁉
【写真】保育士の彼女が乗り回すダッチ・チャージャーの写真をまとめて見る
今回は、「FUELFEST JAPAN 2023」出展者のなかから「杏菜」さんをご紹介。
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軽自動車からチャージャーに
免許を取ったのは3、4年前で、当時はまったく車に興味がなかったんですよ。「普通に移動できれば何でもいいや」と、維持費の安さから軽自動車に乗っていました。変わったのは、2年ほど前に今の夫と付き合いはじめたことがきっかけですね。
夫は小さい頃からずっとアメ車に憧れがあったらしく、付き合いだした頃からこれと同じ型のチャージャーに乗っていたんです。最初は「好きなんだなぁ」くらいに思っていましたが、彼に『ワイルド・スピード』を勧められて見てみたら、いつのまにか私もハマってしまって。
それで、シリーズを全部見ているうちに、自分でもアメ車に乗りたいと思うようになったんですよね。『ワイスピ』に出てくる国産車ももちろんカッコいいんですけど、夫の影響もあって、アメ車以外の選択肢は考えませんでした。アメ車はやっぱり街で被りにくいですし、何より力強いデザインが他にはない魅力だと思いますね。
ただ、やっぱり最初は軽からの乗り替えだったので、車幅感覚のギャップを埋めるのが大変でした。左ハンドルなのもそうですし、パワーも比べものにならないので、まったく別の乗り物に感じましたね。でも今ではすっかり慣れて、生活の足としても普通に使っていますよ。
あとはやっぱり、維持費の差にも最初はビックリしました。とくに自動車税の通知が来ると、ちょっとギョッとしちゃうくらい。燃費も結構悪いので、距離を乗った月はかなり家計にダメージが……もちろん、そういう面を上回るくらいの楽しさがあるんですけどね。
やっぱり周りの友達には車が趣味の人は少ないので、これを買ったときには驚かれました。実際に乗せてみると、「スピード感がスゴいね」とか、あとはなぜか「スピーカーの音がヤバい」とよく言われます。とくに弄っているわけではないのですが、純正でも結構パワフルなのが入っているみたいで。
まだ今はラッピングで色を変えているくらいなので、今後はもうちょっと手を入れていきたいですね。まずは後ろのサイドウインドウをスモークにして、あとはマフラーも交換しようかなって。夫と一緒に少しずつ楽しんでいければいいと思います。
〈「自分でも『近寄りたくねぇ』って思います」それでも過激改造をやめない“86ギャル”の“ピュアすぎる情熱”〉へ続く
(鹿間 羊市)
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