後半は、モデレーターの山崎淑行氏(NHKラジオ第一「NHKジャーナル」解説キャスター)と朝倉氏、上野氏でクロストークを行いました。
宇宙産業ビジネスに挑戦する企業経営において、上野氏は、「社員が成長を描きながら、誇りを持って働ける環境をつくり、人を育てることを重視している。そして、モノづくりにおいて機械を扱うのは人間であり、長く働ける環境をつくることで高い技術力を維持できる。そうすることで社員一丸となって“あきらめない大切さ”を共有できている」と話しました。 また、中小企業として今後のさらなる発展に向け、朝倉氏は、「自社の技術を評価してもらうためには提案力・開拓力が鍵だと考えている。まだ世にないモノを作ることにチャレンジしており、例えば、アート作品である『太陽の塔』の顔の部分にCFRPを活用するなど、宇宙とは全く関係ない業態に提案する力が強みであり、他社では難しいことを実現している」と語りました。
はやぶさ2を支える100社以上にのぼる中小企業の中で、中核を担う二人の熱い語りに参加者は聞き入るとともに、日本の明るい未来を感じるイベントとなりました。
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科学&テクノロジー
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