本日2023年7月1日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』のニュースページをにて、定期連載されている「ディレクターの視点」を公開しました。
今回のディレクターの視点では、現状のゲームバランスやミッドシーズンアップデートの調整内容について言及されており、フラッシュポイントやストーリー任務などの「オーバーウォッチ 2:インベージョン(シーズン6)」の新要素についても触れられています。
CONTENTS
シーズン5のゲームバランス
今シーズンのゲームバランスは引き続き良好と評されており、各ロールで見られた特徴的なピック率の変動は以下の通り。
- タンク:ジャンカー・クイーンの独壇場が終わり、ウィンストンやD.Vaが台頭
- ダメージ:人気のあったトレーサー・ハンゾーのピック率をゲンジやキャスディが上回る
- サポート:ブリギッテやライフウィーバーを含むチーム構成が顕著に増加
ホットフィックスアップデート
先日のアップデートでは、キャスディ、メイ、ライフウィーバーに微調整が行われました。これら調整を行う上で、開発チームは以下のような気付きがあったと説明されています。
- キャスディ:キャスディの“マグネティック・グレネード”が若干容易に決まりすぎていた
- メイ:ダメージと速度低下効果のトレードオフによりメイの性能が下がりすぎた
- ライフウィーバー:大幅に強化されすぎた(以前よりもはるかに影響力が大きくなった)
今後も改善が予告されているライフウィーバーですが、“ソーン・ボレー”の照準コントロールの向上が検討されているとのこと。
ミッドシーズン・パッチの内容
シーズン5のミッドシーズン・パッチで予定されているヒーローのバランス調整についても言及されており、今回発表されたヒーローは6名で、以下の方向性での調整が検討されています。
- [調整] トールビョーンとシンメトラ:タレットの弱体化と他アビリティの強化
- [強化] ソジョーン:“レールガン”(メイン)の拡散コントロールの向上
- [強化] ラインハルトとオリーサ:前線維持性能向上
- [弱体化] ゼニヤッタ:“不和のオーブ”を僅かに弱体化
「フラッシュポイント」のマップデザイン
今回のディレクターの視点では、インベージョンで登場する新規PvPルール フラッシュポイント用のマップ「SURAVASA(スラヴァーサ)」の製作最初期スケッチも公開されています。
最終レイアウトと異なる点は多々あるものの、それぞれのチームにリスポーン地点が2つずつ、X字状にポイントが5つ配置されているなど、フラッシュポイントのマップデザインがうまく表現されています。
また、先日行われた情報公開配信では、試合最初のポイントはランダムで選ばれると紹介されていましたが、この仕様は変更され「最初のポイントは、常にマップ中央のポイント」になるとのこと。
ストーリー任務のストーリーテリングとシネマティック
インベージョンのストーリー任務やその他で使われるシネマティックも多数製作。ストーリー任務ではできる限り任務中のゲームプレイを邪魔しないよう、プレイヤーからコントロールを奪うことなく、任務の中でストーリーを展開するよう努められているとのこと。
そのため、ストーリー任務では主に以下の2点を重視し物語が展開されていくようです。
- 任務そのものをストーリーテリングの中心に置く
- 各任務用に多数のボイス・ラインをレコーディングし、どのヒーローを選んだかによって、任務中の会話やサブストーリーが変化。
- 各任務の最初と最後にシネマティックを配置
- ストーリーを大きく進める役割はそれらが担当する。
これらに加え、シーズン5では「オーバーウォッチ 2: インベージョン」にて語られるストーリーを補完するための他要素も登場予定です。
Source: Overwatch 2
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