友達とつながれるのに、自分とつながれないなんて、寂しいよね。
アップルとマイクロソフトの狭間を行ったり来たりしているiPhoneユーザに朗報です! マイクロソフトがあらたにiMessageをサポートする新機能「Phone Link」アプリを発表しました。Windows 11にて利用可能で、スマホに触れることなくiPhone経由でメッセージを送信できちゃいます。
WindowsからiMessageが送れる
Phone Link ではBluetoothを介してiOS デバイスと同期(Androidとの連携もBlutoothです)。ただし、iPhoneでは機能が限定的で、「個人とのメッセージの送受信」「着信時の通知の管理」「通話」のみ利用可能。ちなみにAndroidデバイスではカメラロールから画像をドラッグ&ドロップすることができるほか、一部のスマホ(Samsung の Galaxy S シリーズなど)ではAndroidアプリを直接PCにミラーリングすることもできます。
Windows Insider Programに参加しているユーザは2月からこの機能にアクセスしていますが、すべての Windows 11ユーザが iOSと同期できるようになるのは5 月中旬の見込み。筆者が最新のWindows 11を搭載した Surface Goからこの機能にアクセスを試みたところ、iPhoneとのリンクボタンは現れたものの、まだ使えませんでした。iOSのユーザで、新機能のリリースが待ち遠しい方はAppleアプリストアからPhone Link アプリをダウンロードのうえ、あと数週間お待ちください。
Windows Insider Programに参加されている方なら、今すぐこちらの機能を使うことができます。QR コードをスキャンして iPhone にリンクしたら、Bluetooth メニューの iOS 設定でWindowsデバイスへのアクセスを有効にし、通知や電話を受信できるようにしましょう。
iOS対応Phone Link は、iOS 14・Windows 11・Phone Link ソフトウェア(最新バージョン)で動作します。ただし、iPad OSとMacOS では使用できません。iOSとの画像同期について、マイクロソフトは「Windows Photosアプリと、Microsoftに内蔵されたiCloud 統合機能を使用する」ことを提案しています。
メッセージの互換性問題は根深い...
iMessageとWindowsとをつなぐプロジェクトは、5年がかりで開発されました。 マイクロソフト のジョー・ベルフォア氏は2018 年の時点で、The Vergeのインタビューで今回のような統合に向けて動いていることをチラッと明かしています。
現在、筆者は3つの電話番号を駆使しているため、Androidと iOS デバイスを一度に管理できるのは非常にありがたいです。Android デバイスがいまだにiMessage と互換性がないのはイタいですが…。モバイル ブラウザからiOS の Web アプリ経由で Android メッセージを表示することはできるのですが、Android デバイスから iMessage を表示することはできません。Android プラットフォームにiMessage を送信することもできません(一時期「グリーンバブル」って話題になりましたよね)。
昨年の”get the message”運動のように、「アップルさん、どうかサポートしてくれませんか」というのはGoogle の主要なキャンペーンの1つ。でも、現時点でアップルの心の扉を開く鍵は、マイクロソフトの手にあるようですね。
からの記事と詳細 ( 待望。Windows 11でiPhoneの「メッセージ」が使える! - GIZMODO JAPAN )
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科学&テクノロジー
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