浸りたい、この世界
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第29回。
今回扱うのは、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』(以下、『聖剣伝説 LoM』や『マジカルバケーション』などの亀岡慎一氏が手掛ける、幻想的なビジュアルと音楽が魅力的なRPGの『エグリア』。
スマートフォンでは『エグリア ~最期のたまご~』、ニンテンドースイッチでは『エグリア リバース』が配信されているが、今回はまとめて『エグリア』として扱っていく。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:無料
Android:無料
※序盤プレイ後は1840円(税込)の有料拡張コンテンツを買う必要あり
ニンテンドースイッチ:2200円(税込)
『エグリア』とは
・グラフィックと音楽の作り出す雰囲気が一級品
・卵に閉じ込められた土地を解放して世界を拡張
・サイコロを使ったすごろく風ターン制バトル
スマートフォン版とニンテンドースイッチ版の違い
・スマホ版は序盤を無料でプレイ可能
・スイッチ版ではUIなどに調整が入っている
・スイッチ版は町を自由に歩き回れる
まったり楽しめるすごろくRPG!
『エグリア』は、『聖剣伝説 LoM』や『マジカルバケーション』の亀岡慎一氏が手掛けたRPG作品。
特徴的なグラフィックに個性の強いキャラクターたち、下村陽子氏や弘田佳孝氏の音楽によって作られる幻想的な世界が魅力だ。
本作では世界が卵に封印されており、その卵を割れるのは主人公である角が折れた鬼・チャボだけ(名前は変更可能)。
物語のなかで入手した卵を割って新たなマップを開拓し、そのマップのイベントを進めると再び卵が……、といった流れでゲームは展開していく。
拠点となる町以外のマップでは、イベントの進行や素材集めなどのための戦闘が発生。
マップは6角形のマス目で区切られており、主人公はサイコロを振って移動や攻撃を行っていく。
敵が行動を開始している場合は主人公と交互に動くので、感覚としてはローグライク系の戦闘に近い。
本作はイベントをこなしてストーリーを進めるのが主軸だが、町に加わる住人たちの願いを聞いたり町を発展させたり、家具を作ってハウジングを楽しんだりと、寄り道要素も豊富に用意されている。
幻想的な世界に浸りたい人は要チェックな作品だ。
スイッチ版は細かな調整&町を歩き回れるのが魅力!
元はスマートフォンアプリとして配信されていた『エグリア』。
そのオンライン要素をオミットして改めてリリースされたのがスマートフォン版、スマートフォン版の追加要素などをひとつのパッケージにしたのがニンテンドースイッチ版だ。
そのためか販売形態も異なっており、スマホ版は無料で序盤をプレイでき、その後を楽しむためには拡張コンテンツを購入する形になっている。
スマホ版の拡張コンテンツに比べると値段がやや高くなっているスイッチ版では、イベントなどの追加に加え、キャラクターの表情差分も追加。
賑やかな会話シーンでより表情豊かなやり取りが楽しめるようになっている。
また、スイッチ版ではUI調整も行われている。
画面サイズの違いもあって、ショップなどの画面はニンテンドースイッチ版のほうが見やすい印象だ。
戦闘面では、主人公の能力強化や戦闘中のスキルに関係する精霊の編成に違いがある。
スマホ版にはコストの概念があったがスイッチ版ではこれが撤廃され、自由な編成が可能となっている。
そして本作の世界を楽しむという意味ではもっとも大きな違いと言えるのが、スイッチ版では拠点となる町を自由に歩き回れる点。
スマホ版では画面をスクロールしてキャラに話しかけたり各種施設にアクセスするが、スイッチ版ではいわゆるRPGのように町を歩いて話かけられるようになっている。
直接メリットがあるわけではないが、本作の雰囲気を味わううえではかなり大きな差だろう。
世界に浸るならスイッチ版がオススメ!
イベントや表情差分の追加があるとは言え、大まかなゲーム内容は変わらない『エグリア』。
単純な値段やプレイの手軽さではスマホ版に軍配が上がるが、本作の世界に浸りたいのであれば、町を自由に歩き回れるスイッチ版がオススメだ。
もともとそこまで値段の差はないぶん、セールになっているタイミングであればスマホ版より安く購入することもできるので、興味を持った場合はセール情報をチェックしておくといいだろう。
スマホ版は序盤を無料でプレイできるので、データを持ち越せない体験版として試しに触ってみるのもアリだ(そのままスマホで続けるのもまたアリ)。
からの記事と詳細 ( 【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#29】雰囲気をより味わうならスイッチ版!幻想的なすごろくRPG『エグリア』 | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App )
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科学&テクノロジー
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