8位:Blue Originの弾道飛行スーツ
なんかいまいち。Blue Originはロケットの形もいまいちな気がしますが、そのデザインセンスは宇宙服も同じみたい。宇宙服らしさがないというか、ただのジャンプスーツというか、畳んだパラシュートみたいというか。
ちなみに、Blue Origin創業者であるジェフ・ベゾス氏も、Blue Origin初の民間宇宙旅行でこのスーツを着用していますが、股間周りのフィット感が気に入らなかったらしく、お直しにだしていたそう。
7位:NASAのxEMUスーツ
2019年にNASAが次世代宇宙服として試作品を公開したxEMUスーツ。現在、スケジュールが遅れてまだ開発中。月面探査のために非常に動きやすいのが特徴とのことですが、見た目はなんか野暮ったい…。試作品なので、完成Ver.はもうちょっとシュっとしてるといいな。
6位:スペースシャトルスーツ
人類の宇宙史でたぶんもっとも印象に残る宇宙服の1つが、このオレンジスーツACES(Advanced Crew Escape Suit)ではないでしょうか。映画『アルマゲドン』の影響かな。1994年から使用され、後に似たデザインのLES(Launch Entry Suit)へとバトンタッチ。
宇宙服の最たる目的は、宇宙という人類にとってはエクストリームな環境に耐えることなので、ファッション性よりも機能性重視。ヘンテコに見えるスネの大きなポケットはじめ、全体的にモコモコっとしており、かぼちゃスーツなんて言われたことも。印象強い宇宙服ですが、かっこいいかと言われると6位あたりが順当かと。
5位:Virgin Galacticの弾道飛行スーツ
Virgin Galactic創業者のリチャード・ブランソン氏による、宇宙服The UA|VGのお披露目の画像がこちら。実際に、スペースシップツーでの弾道飛行で着用されました。着る人の体に沿うデザインが特徴で、ピタっとしつつも動きやすいのだとか。
ブルー地にゴールドのアクセントが映えますが、デザインしたUnder Armoourいわく、これは宇宙空間での太陽、地球に降り注ぐ光をイメージしたものだそう。かなりかっこいいのですが、SFっぽすぎるという気がしないでもない。好き嫌いはわかれそう。
4位:ロシアのソコル宇宙服
1973年のデビュー以来、いくつかバージョンを重ねて今も着用されているのがソコル宇宙服。シンプルながら洗練されていて、これぞ宇宙服という王道デザイン。
ソユーズ宇宙船内で着用するためにデザインされており、減圧などのアクシデントに対応できるように開発されました。現在使用されているのは、1980年代にアプデされたSokol-KV2。
3位:SpaceXのスペーススーツ
2020年にSpaceXが導入したスペーススーツ。カジュアルなデザインではりますが、火気や減圧などから身をしっかり守ってくれます。
スーツのデザイン自体がシンプルなのは宇宙船のカプセルシートに秘密あり。シートと宇宙服をへその緒のようにつなぐことができる仕組みで、通信関連機器や冷却システムはシートにまかせています。
2位:アポロのムーンスーツ
アポロミッションの月面探査で着用された宇宙服EMU(Extravehicular Mobility Units)。オーバーサイズのヘルメットとミラーリング加工されたシールドは、みんなが思うTHE宇宙服。背中に背負った装置も印象的。宇宙服のアイコンと言っていいでしょう。
1位:マーキュリー計画の宇宙服
このギラギラこそギャラクシー。米国空軍の高高度フライトパイロット用の制服を元にNASAが宇宙向けに改良を行ったMark IV。温度管理のためのアルミコーティングのナイロン製アウター部分、指1本1本まで動かしやすい特殊なグローブ、ほどよいフィット感のためのジッパーやストラップなどなどが、空の上の宇宙仕様。
からの記事と詳細 ( 独断と偏見によるカッコいい宇宙服ランキング - GIZMODO JAPAN )
https://ift.tt/qz9lBJL
科学&テクノロジー
No comments:
Post a Comment