しかもお値段リーズナブル!
ハイエンドなAndroidスマートフォンを、お手頃価格でリリースしては急成長を遂げてきたOnePlus。このほど事前にうわさされていたとおり、初のスマートウォッチ「OnePlus Watch」をリリースしてきたのですが、その充電性能に注目が集まっています。急速充電機能の「Warp Charge」によって、わずか5分間の充電で丸一日使えるようになるほか、フル充電まで要する時間は、わずか20分。これで、1~2週間ずっと使い続けられる、最強にバッテリの持ちがよい仕上がりとなっていますよ。
スマートウォッチの決定的な弱点
実はスマートウォッチは、その高機能化の裏で、とにかく充電が面倒という弱点を抱えています。たとえば、Apple Watchの充電には、80%チャージに1時間半ほどかかり、フル充電まで2時間は要するのが常でした。新たなSeries 6では、この充電時間がほんの少し短くなったという印象でしょうか? Fossilのスマートウォッチは、数年前に80%チャージまで1時間を要するのみということで、急速充電と謳われたレベルです。いまのところ、メジャーなモデルでは、丸一日使える充電量を12分で得られるFitbit Senseが最速なのでは…?
セルラーやNFC決済機能はないけれどその他の機能はてんこ盛り
OnePlus Watchには、セルラー通信が可能なモデルやNFC決済機能が搭載されているものは用意されていません。外見こそ普通の腕時計に近い、1.39インチのOLEDディスプレイを備えた丸型デザインですが、どちらかというと、スマートウォッチよりはフィットネストラッカーに近いイメージです。それでも、GPS内蔵で、心拍数や睡眠、ストレス度を自動計測し、血中酸素濃度も測定可能。Google(グーグル)のWear OSではなく、RTOSをベースにしたオリジナルOSを採用しつつ、文字盤のデザインを変更したり、スマホから各種通知を受け取れます。IP68レベルの防水防塵性能に、1GBのRAMと4GBのストレージを内蔵。最大500曲を本体に保存して、Bluetoothイヤフォンに飛ばせます。このすべてを、驚きの急速充電で実現してきたのは、なかなかのものですよね。
豊富な機能ながら価格は159ドル
さらに、来月14日に北米で発売される価格は、159ドル(約1万7000円)と、200ドルを切るスマートウォッチになっているのも高評価。似たような製品といえば、FitbitのVersa 3が思い浮かびますけど、こちらの販売価格は230ドル(約2万5000円)ですからね。もちろん、いくつか心配な点はあって、そもそも110種類のアクティビティを測定できるとはいうものの、フィットネスの測定精度は、どれほど使いものになるのか? まだまったく未知数のままです。Androidアプリが用意される予定ですが、こちらも現時点では未配信。iOS向けアプリにいたっては、用意される方針が明らかにされただけで、具体的な提供時期はわかりません。あと直径46mmのケースサイズは、かなり大きめの印象でしょう。
しかしながら、スマートウォッチを本当に使い続けるうえで、面倒な充電の手間が解消されており、そこそこ高機能なモデルなことは確かで、それを低価格に収めてきたのは、さすがOnePlusというところでしょうか。日本国内でも、正式に発売してほしいものですね。
からの記事と詳細 ( これ最適解? 5分充電で丸一日使えるスマートウォッチ「OnePlus Watch」 - ギズモード・ジャパン )
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