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Thursday, July 30, 2020

健康観察アプリ『健康日記』のダウンロード数が3万件を突破 - PR TIMES

 

【背景】PHRは、個人の生活に紐付く医療・介護・健康等に関するデータを本人の判断のもとで利活用する仕組みで、IoTの発展に伴い実現性が高まっている。現在では、PHRの主要な記録媒体としてスマートフォン(スマホ)が用いられており、母子手帳の情報や健康診断結果、日々の歩数や血圧、体重などの推移を時系列で保存することで、緊急時や診療時だけでなく日常の健康維持、促進にも利活用が期待されている。   【開始】ヘルステック研究所が事務局を務める『京大データヘルス研究会』(https://dh-lab.org/)の研究者、医師、弁護士、エンジニア等の有志が中心となりCOVID-19の感染防止にPHRの概念が利用できるのではないかと考えこのプロジェクトがスタートした。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、京大インキュベーションプログラムに採択された研究にて実証実験用に開発・利用された『健康日記』アプリに、国立感染症研究所の推奨する濃厚接触者向け健康観察項目を記録する機能を追加した。健康観察データをスマホからメールで送付し、独自に開発した集計用Excel(管理者パック)で観察者がデータを集計するという仕組みは、堅牢なセキュリテイを誇る行政のシステムを侵食することなくスムーズに導入することができた。 【普及】提供開始当時、保健所ではクラスター発生時には多人数で濃厚接触者への電話での聞き取り調査を行って

いたが、このシステムを導入することで効率化が図れた。日増しに健康観察対象者の人数が増えて人手不足に陥っていた保健所のニーズにマッチした結果、和歌山での事例が厚生労働省や、クラスター対策班に伝わった。その後システム内容詳細、利用事例等が全国に紹介されるなど一気に利用地域が広がった。また、同時にNHK『おはよう日本』、テレビ朝日『サンデーLIVE‼』といったニュース番組や新聞、WEBニュースなどのメディアにて『健康日記』アプリの保健所などでの活用事例が紹介され、全国の保健所や自治体での認知が拡がり利用が促進された。

【現状】令和2年5月から6月にかけてCOVID-19の陽性反応者の数が一時は減少し『健康日記』アプリのダウンロードも一息をついたが、7月にきて拡大傾向にあり利用者が増加している。一般的なアプリの利用率はデイリーで10%以下と言われる中、『健康日記』はその使用用途からも日々利用される傾向が高く現在も20%以上の利用率を維持している。また、利用者も、コロナ禍でも勤務する必要性の高い医療従事者や介護施設の従業員、消防署や自衛隊の隊員など広範囲に渡っている。

【今後】現在の『健康日記』アプリとExcelベースの管理者パックでは、多人数の集計が不便なことや、メールを使用しない若い世代の利便性の観点から、クラウドベースでのシステム開発を進めている。現在は、無料でのシステム配布を実施しているがアプリ利用の継続性を担保するために最低限の料金を徴収する方向で新商品の投入の検討をしている。

 

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