オンラインで参加者と話す神應所長＝青梅市の新町クリニックで
西多摩地域の企業の巡回健康診断などを担っている青梅市の健診センター「新町クリニック」は、地元企業を対象にしたオンラインフォーラムを開いた。例年、この時期は意見交換の場である交流会を催しているが、新型コロナウイルスの影響で中止になったため、コロナ禍を踏まえた健康管理に役立ててもらおうと初めて企画した。 （竹谷直子）
フォーラムはビデオ会議アプリ「Ｚｏｏｍ（ズーム）」で開催され、二十二社の約三十人が参加。新町クリニックの医師らは、一人一人が気を付けることによって、全体の予防につながるなどと説明。公衆衛生の中心にあるのが健診だとして「結果のデータを生かし、継続的に健康増進に努めてほしい」と呼び掛けた。企業からは、コロナ感染が疑われた場合の検査方法などに関する質問があった。
新町クリニックは、企業に出向く巡回健診のほか、約百三十社の産業医を担当し、地域の企業とつながりが深い。オンラインフォーラムを定期開催することも検討しており、神應（かんおう）知道所長は「コロナに対応した体制や仕組みを考えていきたい」と話した。
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June 06, 2020 at 04:56AM
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＜新型コロナ＞オンラインで健康管理 青梅のクリニック、地元企業と交流会 - 東京新聞
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