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野手Ｂ班の自主練習の合間に、笑顔を見せる与田監督＝ナゴヤドームで（今泉慶太撮影） |
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中日の分散型自主練習が１日、ナゴヤドームとナゴヤ球場で始まった。新型コロナウイルス感染予防の観点から１、２軍とも４班に分けて練習。ナゴヤドームでの１軍は、集合時間の設定や居残りでウエート室を使う時間に制限をつけるなど、他選手らとの接触を最小限にとどめる工夫がされた。与田剛監督（５４）は選手、関係者の健康を何より最優先しながら調整を続けていく方針を示した。
何より重要な新型コロナウイルス感染予防と、なかなか見えてこない開幕へ向けた準備。その両立をできる限り目指しながら、中日の分散型自主練習が始まった。
「専門家のご意見をうかがった中で、感染を何とか防ぐという練習法になる」。与田監督が説明した練習方法は、他者との接触をできる限り避けることが感染予防に有効という専門家からの指摘に沿ったものだ。
選手を４班に分け、開始時間に時差をつけた。工夫はそれだけではない。１軍では選手の集合を練習開始時間の３０分前以降とし、居残ってウエート室を利用するのも練習終了後から１時間以内とした。
これで、他選手らとの接触を最小限に抑えることができる。例えば、午前１０時スタートの投手Ａ班の場合、居残って１時間ウエート室を利用しても終了は午後１２時半。投手Ｂ班はまだグラウンドでの練習中で、野手Ａ班は徐々に集合してくるころだ。また、所属する班は固定する方針を立てている。万が一、誰かが感染しても他グループの選手に感染するリスクは大幅に減る。可能な限りの工夫が施されている。
指揮官は、何より選手らの健康を最優先に考えていくとも口にした。「昨日、選手や関係者には『今、一番大事なのはみんなが健康でいてくれること』と話した。今は好不調とか言う段階ではない」。自主練習としたのも、体調を最優先とするためだという。
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April 02, 2020 at 05:03AM
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与田監督「今、一番大事なのはみんなの健康」コロナ感染予防へ分散型自主練スタート:ドラニュース:中日スポーツ(CHUNICHI Web) - 中日スポーツ・東京中日スポーツ
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