夏の東京五輪・パラリンピックに向け、たばこの煙から周囲の人を守る「受動喫煙対策」が春から強化される。たばこは喫煙者だけでなく煙を吸わされる周りの人の健康も害することが分かってきて、国は罰則付きの規制に踏み切った。何がどう変わるのかをまとめた。
■喫煙可能な店は掲示義務
４月に改正健康増進法が全面施行され、飲食店やホテル、事業所などでは原則、喫煙できなくなる。特に飲食店は、厚生労働省の調査で「たばこの煙にさらされた」という声が一番多い場所で、ここが規制対象になる影響は大きいとみられている。
とはいえ、全面的に禁止されるのではなく、例外が設けられている。大まかに言うと「喫煙専用の部屋の中なら吸っていい」「専用の部屋を作れないような狭い店は、店主が喫煙可能と決めてもいい」というルールだ。ただ、国とは別に条例を作り、同じく４月に全面施行する東京都は「雇用する従業員がいない店に限る」という条件も付けて、例外を減らした。
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February 09, 2020 at 08:29AM
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点字毎日 受動喫煙対策、４月強化 改正健康増進法が全面施行 - 毎日新聞
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