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高橋名人:ゲームボタン連射対決で野田クリスタルに圧勝 「笑って年越し」 MANTANWEBからの記事と詳細 ( 高橋名人:ゲームボタン連射対決で野田クリスタルに圧勝 「笑って年越し」 - MANTANWEB )
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科学&テクノロジー
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高橋名人:ゲームボタン連射対決で野田クリスタルに圧勝 「笑って年越し」 MANTANWEB2022年もついに本日を残すのみとなりました!
2022年も日々大量のガジェットを購入しまくってきました。
良いもの、微妙なもの様々でしたが、今回は毎年年末恒例のベストバイを発表したいと思います。
いくら買っても、新たな驚きと感動があるガジェット爆買い、2023年も加速していきそうです。
それでは、見ていきましょう!
スマートウォッチは毎月最低2本は買ってきましたが、そんな中でも現在常用しているのが、Googleから登場したPixel Watch。
↓でGalaxy Watch 5と比較レビューし、Galaxyもモノとしては大変優れていましたが、常用に至ったのはPixel Watchの方でした。
丸っこいデザインでスワイプ操作が快適で、Google謹製なだけあってAndroidとの相性は抜群です。Pixel 7 Proと組み合わせて、Googleエコシステムにどっぷりつかっております。
バッテリーが1日持たないのが最悪で、睡眠トラッカー必須の方にはおすすめできませんが、夜は充電しておくという私のような使い方であれば問題なしです。
続いては、デイリーガジェットが大好きなUMPC(超小型ノートパソコン)の2022年モデル、GPD Pocket 3です。
おなじみGPD社の製品で、8インチの小型ディスプレイ、(UMPCとしては)使いやすいタッチパッドとキーボード、価格とスピードのバランスが絶妙なCPUなど、純粋UMPCとしては完成形に近いできばえ。
現在、この記事もGPD Pocket 3で書いていますよ。長文入力も結構快適です。
レビュー記事は↓。
昨今はGPD WINシリーズやONEXPLAYERシリーズなどのポータブルゲーミング機が増えてきましたが、ゲーミングではない純粋UMPCタイプの継続を希望!
続いてはソニーの完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」です。
ストーンズを使ったプロモーションでも有名ですが、普通に使い勝手最高です。
レビュー記事は↓。
音質は安定のソニークオリティ、最上位機種のWF-1000XM4も愛用していますが、それよりもかなり小型・軽量でつけ続けていても気になりません。
ノイキャン性能も、M4ほどではありませんが、M3くらいのレベルには達しており、十分満足。
今年発売のモデルの中では、音楽・動画・ゲーム・テレワークなどの日常バリバリ使い用途ではおすすめ度最高クラス。
続いては、ASUSのコンパクトスマホZenfone 9です。レビュー記事は↓。
今年20台以上スマホを購入した中でも、これはコスパも完成度も最高でした。
スナドラ8+Gen1、暗所にも強いジンバルカメラ、小型なのに長いバッテリー駆動時間、目立った不具合もない完成度高いシステムなど全体的に大満足の出来で、なんと10万円切り。
コンパクトスマホながら久々にメイン機を張れる、ASUSの大傑作機でした。
そして1位は、↓でレビューしたSteam Deckです。
今やポータブルでのPCゲームプレイでは並び立つものがないほどに快適な一台。
Zenfone 9と悩みましたが、PCゲーム利用の世界に、これまでにない新たな地平を切り開いたという意味でも、そもそもの使い勝手の素晴らしさも相まって1位です。
購入はこちらです。
以上、2022年に購入したガジェットの中でも最高だった5台でした!
2023年もあほみたいにガジェットを買いまくっていき、レビューしまくっていきます!
2023年も、デイリーガジェットをどうぞよろしくお願いいたします!!
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!
ベセスダ・ソフトワークスのアクションゲーム『Dishonored - Definitive Edition』PC版とEpic Gamesストアで1週間の無料提供中。受け取り期間は2023年1月6日午前1時まで。なおライブラリーへの追加後はインストールやプレイは期間終了後も可能。
『Dishonored - Definitive Edition』は、2012年発売の『ディスオナード』のDLC入り版。基本的には一人称視点のステルスアクションなのだが、超人的能力やガジェットを組み合わせたトリッキーなプレイや、探索で得た情報などを活用した頭脳プレイなども可能なのが特徴だ。
またAmmobox Studiosのマルチプレイゲーム『Eximius: Seize the Frontline』も合わせて無料提供されている。こちらは4人のFPSプレイヤー(士官)と1人のRTSプレイヤー(司令官)で戦う5対5の変則対戦ゲームとなっている。
That’s a wrap! It’s our last day of 15 Days of Free Games and we’re giving you Dishonored!… https://t.co/ABYPMaPUAz
— Epic Games Store (@EpicGames) 2022-12-30 01:00:49
また来年6日からの無料提供ゲームも予告されており、宇宙開発シミュレーションゲーム『Kerbal Space Program』(Epic Gamesストアには初登場)、そして和風タクティカルストラテジー『Shadow Tactics - Aiko's Choice』の2本が提供予定となっている。
先日、新マップ“Streets of Tarkov”のゲームプレイトレーラーをご紹介した「Escape from Tarkov」ですが、本日Battlestate Gamesがアップデート0.13を実装するサーバメンテナンスを開始し、“Streets of Tarkov”マップを含む新要素や変更点の詳細をまとめた0.13のパッチノート(英語)を公開しました。
また、0.13パッチノートの公開に併せて、今年6月以来となるサーバワイプをともなうサーバメンテナンスがスタートしており、まもなくサーバの稼働が開始される予定となっています。
なお、0.13アップデートは、待望の“Streets of Tarkov”マップをはじめ、リペアキットの強化調整、2種の新スキル“ライトアーマー”と“ヘビーアーマー”、カリスマスキルの刷新、AKシリーズに装着可能な40mmアンダーバレルグレネードランチャーGP-25 “Kostyor”を含む複数の新武器と装備品、追加の設定やオプションを含むCo-op PVEモードの拡張、新たな気象条件オプション、レイドの時間設定機能、5種の新注射器/興奮剤、一部ボス用の追加ボイスライン、AMD FSR2.1対応、Steam AudioをOculus Audioに変更するサウンドシステムの刷新、多数の修正を特色としています。
なお、0.13の“Streets of Tarkov”マップは、タルコフ市内のうちPrimorsky AvenueとKlimov Streetが実装済みで、廃工場やホテル、通信社のビル、集合住宅、カーディーラー、ビジネスセンター、映画館、スーパーマーケットといったロケーションが含まれますが、これは都市部を実装する最初のパートで、今後さらなるロケーションの拡張を計画しているとのこと。
The patch installation has been extended for approximately 2 hours. Stay tuned for more updates. Thank you for your understanding https://t.co/oQlLlQlADY
— Battlestate Games (@bstategames) December 28, 2022
12月28日、『インフィニット ラグランジュ』PC版が正式にリリースされます。超高フレームレートと超解像度により、臨場感あふれる宇宙探索の旅に出航しましょう!
PC版はさらにSF大作並みのビジュアル効果を追求し、グラフィッククオリティをさらにアップグレードさせました。
PC版では、初めて「鏡面反射」の特殊効果を取り入れています。巨大な宇宙艦船が宇宙空間で星の輝きを受け、激しい戦争によって爆発する際の光と影の質感が美しく表現されています。
『インフィニット ラグランジュ』では、120Hz超高フレームレートモードを採用しました。60Hzと比べると、PC版の120Hzでは、より快適で自然な視覚効果が生まれます。
さらにゲーム内では、より先進的な衝突モニタリング技術を採用しています。激しい宇宙戦でも艦船がすり抜けるようなバグが発生しにくくなります。プレイヤーはより広大かつ雄大な戦闘をストレスなく楽しむことができます。
また、PC版ならではの調整と改良を行っており、ハイクオリティの戦略を快適に楽しめます。例えば、PC版専用トレイを追加しUI設定を調整して、スムーズかつ正確にキーボードとマウスを操作できるようにしました。
終わりなき探索が未来を照らす。『インフィニット ラグランジュ』PC版で宇宙探索の旅に出かけ、多元的な開拓を楽しみましょう。究極のオーディオとビジュアルを満喫しながら、自分だけの宇宙叙事詩を描いてみませんか?
『インフィニット ラグランジュ』について
NetEase Gamesオリジナルの宇宙戦略モバイルゲーム。未知の星系を開拓し、映画級の高精細な艦隊戦、数百天文単位に及ぶ刺激的な大規模戦闘を楽しめます。歴史とロマンに満ちた銀河系で、無数の遺物、遺跡、ストーリーがあなたの発見を待っています。
公式サイト:https://www.infinitelagrange.com/jp
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCVTmvMsNGJHXZ06vNgSAk8g
Twitter公式アカウント(日本語):https://twitter.com/LagrangeJP1
今すぐダウンロード :https://infinitelagrange.onelink.me/7PMX/4b342305
NetEase Gamesについて:
NetEase GamesはNetEase,Inc.(NASDAQ: NTES / HKEX: 9999) が設立したオンラインゲーム事業部です。中国本土や日本などを含む海外市場で、人気のあるスマホやPCゲームの開発及び運営を行っております。高品質なオンラインゲームコンテンツを提供する世界最大級のゲームメーカーの1つとして、NetEase Gamesは世界中のスタジオの成長をサポートしながら、その過程で自社の知名度や存在感を高めております。そして、自社の開発力や世界でも通用する研究能力を向上させるため、モージャンAB(マイクロソフトの子会社)のような世界的にも有名なゲームメーカーと提携し、人気のあるグローバルオンラインゲームの運営にも携わっております。
2022年もさまざまなゲームタイトルがリリースされました。Redditより、コンソール機用のゲームを対象に日本・アメリカ・イギリスの3国での売上トップ10タイトルを紹介します。
2022年はFPS界にとって刺激的な一年でした。CoDシリーズの新作『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』は、事前の期待の高さを上回る10日で10億ドルというセールス記録をたたき出し、『オーバーウォッチ』はシステムを刷新し基本プレイを無料化した『オーバーウォッチ2』として再出発を遂げたことで、新たなプレイヤー層を獲得しました。
日本国内でも、バンダイナムコによる本格チームシューター『ガンダムエボリューション』がリリース。そして既存の人気タイトルである『エーペックスレジェンズ』や『VALORANT』『レインボーシックス シージ』『バトルフィールド2042』『Destiny2』などもそれぞれ存在感を示し、今やFPS戦国時代とも言える環境になっています。
一方で、ゲーム業界全体ではどのようなトレンドが見られたのでしょうか。Redditより、日本、アメリカ、イギリスにおける2022年ゲームソフト売上トップ10を紹介します。
※今回のランキングはコンソール機対応タイトルに限ったランキングとなっており、PC版限定タイトルやモバイルゲーム、基本プレイ無料ゲームのアイテム売上などは対象外となっている。
*5月の事業説明会をきっかけに、国内でも日本市場軽視や、脱「プレステ依存」が報じられた。
*オスカー・ワイルドの「芸術が人生を模倣する以上に、人生が芸術を模倣する」より
今回のランキングはコンソール機向けタイトル(Switch、PS、Xbox)に限られていたことから、PCやスマホをメインのプラットフォームとしているゲーマーには違和感があったかもしれません。
それでも、3つの国それぞれのゲーム市場で売れ筋・定番がまったく異なるのは興味深い点です。日本では任天堂のSwitch独占タイトルが強く、とりわけポケモンシリーズ(開発は任天堂の持分法適用関連会社である株式会社ポケモン)は毎年のように売れているのはご存知の通りですが、イギリスではFIFAが、アメリカではCoDがそうした定番ゲームの座にあります。
PCゲームメインのプレイヤーにとって任天堂にはあまり縁がありませんが、今後CoDシリーズの新作をリリースしていくことが2022年12月初旬に発表され話題となりました。2022年は他にも、Steam Deckの登場やPS5の品薄などを含めたPCゲームの人気の高まり、余談を許さないMicrosoftによるActivision Blizzard買収、妄想した未来がぐっと近づいたように感じるテスラのSteam対応など、業界全体で少しずつ変化の兆しが見られましたが、2023年はどのような1年になるのでしょうか。
Source: Reddit
Amazonは、Prime会員向けサービス「Prime Gaming」にて、年末年始期間の特典を配信開始した。
12月の特典に加え、「Dishonored 2」、「Metal Slug」、「Metal Slug X」、「Metal Slug 3」、「Real Bout Fatal Fury」、「The King of Fighters 2003」、「The Last Blade」、「The Last Blade 2」、「Twinkle Star Sprites」、「SNK 40th Anniversary Collection」の計10タイトルを無料で配布する。
また、「Farm Heroes Saga」、「Candy Crush Soda Saga」など向けに追加コンテンツの無料配布も行なう。
GPD社がクラウドファンディングでの出資募集を開始したばかりの最新携帯PC「GPD Win 4」。これを株式会社天空が先行して公開しました。2023年春発売予定。色展開はピュアホワイトとマットブラックの2色。
まるでPSPを彷彿させるデザインが特徴的。
フォームファクタはGPD Win 3譲りでスライド式。前モデルのキーボードは静電式でしたが、今回物理式となっています。キーボードはバックライトも備えます。
PSP Type Uワロタwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/PuO8wZsZ3z
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) December 28, 2022
かつて「PSPとVAIO Type-Uを合体させてモバイル通信に対応したようなコンセプト画像」が流行りましたが、完全にあれですね。なお外付けの4G LTEモジュールも登場予定。
画面サイズは6型のIPS液晶。解像度は1920×1080で最大60Hz。ベゼルレスで携帯ゲーミングPCとしてはコンパクトに。重量は約600g。
細かい微調整可能なトリガーボタンを備えるほか、背面グリップ部にはカスタマイズ可能なバックキーも。
側面にはマウス切り替えボタンやmicroSDカードスロットも備えます。ジョイスティックはALPS製。光学式フィンガーナビゲーションや指紋認証センサーも搭載します。
Ryzen 7 6800Uを搭載。FSRやRSRといったアップスケーリングでフレームレートを稼ぐ技術にも対応。しかしながら実機でFHD解像度でのForza Horizon 5がかなり快適に動作するなど、Ryzen 7 6800Uの強力さが伺えました。ストレージは512GB/1TB/2TB、メモリはDDR5 16GB/32GB。操作感も良好です。
Forza Horizon 5 pic.twitter.com/ANemynXwkz
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) December 28, 2022
専用のTDP調整ツールも搭載。1W単位での調節やGPU周波数変更、バックボタンのマッピングショートカットのカスタムなど各種機能を備えるといいます。
ドッキングステーションも登場予定で、4G LTEモジュール装着状態で設置可能。
海外版はクラウドファンディング実施中。国内正規版はGPDダイレクトにて本日より先行予約を開始。
「かつて夢見た中2マシン」といったテイストで非常にそそります。筆者もクラウドファンディングに出資済みで、来年届くのが楽しみです。
逸般人の誤家庭にあるごく不通の端末とGPD Win4を比較してみました。非常に参考になると思います。 pic.twitter.com/ngXY0Y0HNT
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) December 28, 2022
その手があったか!
海水を淡水化すると聞くと、コストもかかって環境に悪いと言われる海水淡水化装置を思い浮かべませんか? ところがどっこい、もっとシンプルに海上に自然発生する水蒸気を集めればいいじゃんと考えた人たちがいるんです。
乾燥した地域に水を供給するために、海上の水蒸気を集めて淡水化するコンセプトを提案しているのは、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チーム。
Nature Scientific Reportsに掲載されたこの新たな論文(オープンアクセス)では、淡水化装置が使用される可能性がある地域として、ポルトガルのリスボン沖やロサンゼルス沖など、水不足が深刻な14カ所(論文中の表に全都市掲載)について分析しています。
研究チームが選択する条件としたのは、人口が密集している沿岸都市という気候変動を象徴するような地域。選ばれた地域は、予想通り南北両半球の亜熱帯や温帯地域にある乾燥・半乾燥地域でした。チームは1990年から2019年までの湿度データから、それらの地域で淡水化できる水蒸気を分析しました。
まず、水蒸気を最大限に効率よく集めるために、海上に高さ100m×幅210mの水蒸気回収施設を設置します。そこで回収した水蒸気をパイプで陸地に運び、淡水化装置で凝縮して真水に変えるという流れだそうです。
都市の人口や利用可能な水蒸気の量にもよりますが、ポルトガルのリスボンでは淡水化施設を2カ所設置すれば、51万人分の水を供給できるそう。人口が1500万人近いパキスタンのカラチでは、22施設が必要になります。
この水蒸気淡水化の仕組みについて、論文にはこのように書かれています。
簡単に説明すると、私たちは海から蒸発した水分が陸地に運ばれ、冷えて凝縮し、雨や雪として地表に降るといった、自然の物理的な現象を模倣しているんです。私たちは、蒸発した水分が移動する経路をコントロールすることで凝縮を制御し、水の利用場所を選べるようになると考えています。
Prairie Research Instituteの責任者で論文の筆頭執筆者を務めたPraveen Kumar氏は、アメリカ南西部のように深刻な干ばつに見舞われた場所が、回収&淡水化された水の最適な供給先になるだろうと言い、Eartherにこう述べています。
私たちは、変わりゆく気候の真っただ中にいます。水は気候変動の深刻な影響を受けます。温暖化によって水分が蒸発し、干ばつに見舞われる地域ではより多くの水が必要になります。しかし、逆に考えると、温暖化によってより多くの水蒸気が利用可能になるため、水の需要増に応えることもできるのです。
また、Kumar氏は、水蒸気から淡水をつくる方が、海水淡水化装置よりも環境への負担が小さく、持続可能性が高いと指摘します。なぜなら海水淡水化装置から排出されるブラインと呼ばれる塩分濃度の高い廃棄物は、野生生物にとって有害なケースもあるからだそうです。
温暖化が進む中で、水の確保は切実な問題です。現在、世界で約20億人が深刻な水不足に見舞われている地域に住んでいます。温暖化によってもっと頻繁に干ばつが起こるようになれば、さらに多くの人が水不足に苦しむことになるでしょう。
温暖化によって蒸発する水分が増えることで、歴史的に降水量が多い地域ではより大量の雨が降ります。乾燥しやすい地域はさらに乾燥する傾向が強まっていく中、降水量が多い地域で蒸発する水分を回収して淡水化し、乾燥している地域に運ぶというのはグッドアイデアだと思います。
現在、大規模なウィンターセールが実施されているSteamですが、新たにValveが今年Steamでプレイしたゲームの統計情報が確認できる「Steamリプレイ」の実装をアナウンス。本日から公式ページにて利用可能となりました。
また、発表に併せて、最もプレイしたゲームやプレイ時間の内訳、Steamコミュニティとのデータ比較やプレイ傾向などが確認できる“Steamリプレイ”のアナウンストレーラーが登場しています。
新登場:Steamリプレイ
2022年にあなたがSteamでプレイしたゲームを総まとめ!
皆さんにSteamリプレイの発表ができることを嬉しく思います。Steamリプレイは本日、すべてのSteamユーザーに直接お届けします! Steamリプレイって一体何のこと? そんな疑問を持ったあなたは、上の動画をご覧ください。
今年が最高の1年だったにせよ、早く忘れたい1年だったにせよ、ゲームをプレイすることが楽しい逃避であることは間違いありません(そう願います!)。 本日は、そんな1年を締めくくるSteamリプレイをお届けします!
あなたが今年最もプレイしたゲームから、プレイ時間の内訳まで、SteamリプレイはあなたのSteamでの2022年の総まとめです。
今すぐSteamであなたのSteamリプレイをチェックして、Steamやソーシャルメディアで友達と共有しよう!
Epic Games Storeにて、オープンワールドアクションアドベンチャーゲーム「DEATH STRANDING」が無料で配布されている。期間は12月27日1時まで。
DEATH STRANDINGは、コジマプロダクションが制作したオープンワールドのアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーはSam Bridgesとなり、Death Strandingによって破壊された世界を荷物の配達を通じてつなげていく。
一般社団法人RTA in Japanは12月26日(月)より、リアルタイムアタック(以下、RTA)イベント「RTA in Japan Winter 2022」を開催する。すでにゲームスケジュールは公開されており、同日12時の『バーガーバーガー』へのプレイで幕を開ける。
「RTA」(Real Time Attack)は定められた目標に向かってゲームをプレイし、実時間でどれだけ早く達成できるかを競う遊び方だ。「RTA in Japan」は日本開催の大規模なRTAイベントで、「RTA in Japan Summer 2022」では直接寄付だけで約670万円の寄付金を集めるなど大きな注目を集めてきた。
このたび開幕する「RTA in Japan Winter 2022」は12月26日(月)から31日(土)の日程にて、東京・渋谷の「note place」を軸にオフライン(一部オンライン)開催される。イベントを通して得られた収益は税金などを除く全額が「国境なき医師団」へと寄付される予定である。
本イベントでは6日間にわたって80タイトルへの挑戦が行われ、『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』や『メタルギアソリッドV ファントムペイン』、『ポケットモンスター エメラルド』、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『デモンズソウル』、『MOTHER2 ギーグの逆襲』など人気作品が並ぶ。
ユニークなチャレンジとしては27日の“わあい”氏による『海腹川背・旬』の目隠しRTAなどが挙げられるだろう。また31日には“ふぃす”氏による『ファイナルファンタジーX リマスター』への10時間におよぶヘビーな挑戦が待ち受けており、こちらも大いに見ごたえがありそうだ。
公開されているタイトルの一覧は以下の通り。それぞれのルールなどにおける詳細については、RTA in Japanの公式サイトを参照されたい。
26日・6タイトル
バーガーバーガー
アンリミテッド:サガ
デュープリズム
スターオーシャン4 -THE LAST HOPE- 4K & Full HD Remaster
バトルネットワーク ロックマンエグゼ
オーディンスフィアレイヴスラシル27日・13タイトル
BRAVELY DEFAULT II
星のカービィ Wii
ヨッシーウールワールド
New スーパーマリオブラザーズ 2
進め!キノピオ隊長
スーパーマリオパーティ
箱庭えくすぷろーらもあ
ZADETTE
heavenly bodies
Stardew Valley
クッキークリッカー
とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ
海腹川背・旬28日・17タイトル
Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜
高橋名人の大冒険島 (Super Adventure Island)
Mighty Gunvolt Burst
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN
ポケットモンスター エメラルド
サンリオタイムネット未来編
ファイアーエムブレム 封印の剣
ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- インターナショナル
スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
メタルスラッグ4
ALTF4
Pogostuck: Rage With Your Friends
不思議な夢の海のとばり
Cuphead
ソニック3 & ナックルズ
A Dance of Fire and Ice
BIOHAZARD529日・17タイトル
METAL GEAR 2: SOLID SNAKE(MSX復刻版)
大工の源さん~べらんめ町騒動記~
不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! for Windows
鉄騎
カスタムロボ バトルレボリューション
ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドRETRO
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔
風のクロノア1 アンコール
ポコニャン!へんぽこりんアドベンチャー
スターフォックスアサルト
Metal Slug XX
ノットトレジャーハンター
そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!
サイレントヒルシリーズ UFOリレー
The Convenience Store | 夜勤事件
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻
Ato30日・20タイトル
COGEN: 大鳥こはくと刻の剣
Factorio
Dead Rising
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
ピクミン3 デラックス
真・三國無双7 with 猛将伝
Salt and Sacrifice
Demon’s Souls (2020)
カドゥケウス NEW BLOOD
弾幕アマノジャク ~ Impossible Spell Card.
迷宮組曲 ミロンの大冒険
Batman : The Video Game
パズルボブル
Petal Crash
キャサリン
だるま道場
ロックマン10 宇宙からの脅威!!
ロックマンゼクス
Inscryption
零~刺青ノ聲~ Fatal Frame Ⅲ The Tormented31日・7タイトル
FINAL FANTASY X HD Remaster
ポケモンスナップ
MOTHER2 ギーグの逆襲
スーパーマリオカート
F-ZERO
Metroid Fusion
スーパードンキーコングシリーズ トリロジーリレー
Epic Gamesは、PCゲーム配信プラットフォーム「Epic Gamesストア」にて、PC用アクション「DEATH STRANDING」の無料配布を実施している。配布期間は12月27日1時まで。
本作は、ゲームクリエイター小島秀夫監督による全く新しい、ジャンルを超えたオープンワールド・アドベンチャーゲーム。主人公サム・ブリッジズを演じるノーマン・リーダスさんをはじめ、マッツ・ミケルセンさん、レア・セドゥさん、リンゼイ・ワグナーさんら世界的名優たちが出演している。プレーヤーはサム・ポーター・ブリッジズとして、「DEATH STRANDING」により大きく変貌した世界に立ち向かう。分断された人類の未来の残骸を背負い、破壊された世界をひとつひとつ繋げていく旅に出ることとなる。
ゲーム本編に加えて、未収録の10ボーナストラックを含む、「DEATH STRANDING Official Score Expanded Edition」デジタルサウンドトラック(制作:Ludvig Forssel)や、「Selections From 'The Art of Death Stranding'」デジタルブック、ゲーム内アイテム「Ludens Mask」サングラス(キラルゴールド&オールリフレクター)などが付属する。なお、ゲーム内アイテムは、ストーリーの進行でアンロックされる。
PC version published by 505 Games. ©2019 Sony Interactive Entertainment Inc. DEATH STRANDING is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS. All trademarks are the property of their respective owners. 505 Games and the 505 Games logo are registered trademarks of 505 Games S.P.A. Appearance in this game does not imply sponsorship or endorsement.© 2020 Valve Corporation. All rights reserved. Valve, the Valve logo, Half-Life, the Half-Life logo, Portal, the Portal logo, and the Lambda logo are trademarks and/or registered trademarks of Valve Corporation in the U.S. and/or other countries
NASA(米航空宇宙局)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、地球から150万キロメートル離れた宇宙から、塵のベールに隠された天体をのぞき込んでいる。打ち上げから1年、運用開始からはわずか半年だが、すでに驚くべき天体をいくつも見せてくれている。「そこには息をのむような光景が広がっています。信じられないような色合いの自然が見えてきます。想像を超えた美しさです」と、NASAの科学主任であるトーマス・ザーブチェン氏は言う。
文=Nadia Drake/訳=三枝小夜子
「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)」のふしぎなおくりものに「テラピースこおり」が登場!受け取り期間が4日しかないため、急ぎお受け取りください。
ポケモンの公式Twitterアカント(@Pokemon_cojp)にて、「 テラピースこおり 」が50コもらえるあいことばが発表されました。
HAPPYH0L1DAYS
※英字のO(オー )、I(アイ)、Z(ゼット)は使いません。
また同時開催として、クリスマスのイベントテラレイドバトルでデリバードが出現中!
中でも★5の結晶に出現するデリバードはいろいろなタイプのテラピースをプレゼントしてくれるようです。
2022年12月23日 ~ 2022年12月26日(月)8:59まで
テラピースは、ポケモンのタイプと同じ18種類ありまあす。
同じタイプのテラピースを50個、チャンプルタウンの宝食堂へ持っていくと、ポケモンをテラピースと同じタイプの テラスタイプにチェンジ してもらえます。
貴重なテラピースを50コもらえるので、ぜひ皆さん受け取っておきましょう。
この手順でアイテムを受け取ることができます。詳しい手順は以下をご覧ください。
いきなりだが、あなたの家にミニコンポやラジカセはあるだろうか?
先日、ショックな事があった。いわゆる“AVファン以外の”普通の人と話をして、「家でどんな風に音楽聴いてる?」と質問したら、「スマホ内蔵スピーカーで聴いてる」とか「ノートパソコンのスピーカーで」という返答ばかり。「昔はミニコンポを持っていた」そうだが「捨てちゃった」「実家に置いてきた」ので、家の中で、まともな音を再生する機器が無いというのだ。
AV Watch読者であれば「ミニコンポは無いけど、ピュアオーディオ環境あるよ」とか「ホームシアター構築してる」という人も多いだろう。「スピーカーは無いけど、こだわりのヘッドフォンで聴いてるぜ」という人も多そうだ。一方で「興味はあるけど、ちゃんとした製品はまだ買っていない」という人も大勢いるはずだ。
「サブスク加入したら、便利過ぎてスマホでしか聴かなくなった」「CDは残ってるけど、CDプレーヤー無いから聴けない」なんて声も耳にする。時代の流れ……という話だが、ミニコンポやラジカセが家から無くなった結果、いきなりスマホ内蔵スピーカーとか、家でもイヤフォン・ヘッドフォン……になるというのも、ちょっと寂しい話だ。
かと言って「もう一度ミニコンポ買おうぜ!」と言っても難しいだろう。オーディオ・ビジュアル専門媒体であるAV Watchとしては、小型スピーカーとアンプを組み合わせて「オーディオ初めてみませんか?」と提案しているわけだが、価格やサイズの面で、かつてのミニコンポやラジカセのような気軽さがあるか? というと、残念ながらそうではない。
これからの時代、家の中で良い音で音楽が楽しめて、身近な製品として有望なのは……と見回してみると、最近、メチャクチャ進化していて、人気も右肩上がりの“横長スピーカー”が目に入った。そう、サウンドバーだ。
「サウンドバーってテレビのオマケでしょ?」と思われるかもしれない。確かに、以前はそうだった。しかし、進化した現在のサウンドバーは、Wi-Fiを内蔵し、音楽配信サービスにも対応。Amazonアレクサのような音声アシスタントもサポートするので、スマホすら触らずに、「アレクサ、米津玄師のKICK BACKをかけて」などと喋りかけるだけで音楽を再生してくれる。
つまり、テレビやDVDレコーダーといったソース機器が無くても、サウンドバー単体で使えるものに進化した結果、“かつてのミニコンポやラジカセ”の役目を担える存在になっている。
別にテレビを見なくていい。というか、テレビの電源をONにする必要すらない。「横長スピーカーだと、なんかオーディオっぽくない」という見た目の話をされるとツライが、リビングや書斎を良い音で満たしてくれれば、サウンドバーでも立派なオーディオと言っていいはずだ。
しかも“超ラク”だ。ミニコンポ時代であれば、CDラックからCDを取り出し、ディスクトレーに置いて……とやらなければならなかったが、音楽配信は、声をかけたり、スマホのアプリに触れるだけで音楽が流れる。
記事を書くにあたり、実生活で1週間ほどサウンドバーをオーディオとして使ってみたのだが、「ヤベェなこれ」と思うほど便利さを実感した瞬間が何度かあった。
例えば金曜日の夜、疲れて会社から帰ってきて椅子に沈み「一歩も歩きたくない」「CD棚に行くのも面倒くさい」という時も「アレクサ」と呼びかければ音楽をかけてくれる。
土曜の朝、ベッドから一歩も出たくない時でも、呼びかけるだけで、radikoのFM番組を、良い音で部屋に満たしてくれる。
確かに趣味のオーディオとしては“CDやレコードを取り出して、これから聴くぞという気分を盛り上げながら準備する楽しさ”もある。ただ、日常生活で一度使うと、「なにこれ最高じゃん」と思う便利さがある。
いきなり体験談からスタートしたが、今回使ったサウンドバーはPolk Audio(ポークオーディオ)の「REACT」というモデルだ。Polk Audioは最近、ピュアオーディオのブックシェルフスピーカーでもハイコストパフォーマンスなモデルを続々と発売して、人気になっているが、サウンドバーもコスパに優れたモデルを展開している。REACTは中でも一番低価格で、実売は約22,000円。昔のミニコンポなどと比べても、購入しやすい価格だ。
しかも、サウンドバー単体で完結している製品で、巨大なサブウーファーを別途設置する必要がない。テレビの前とか、広めの机とかに設置すれば、それだけで使える手軽さも魅力だ。
サブウーファーが不要なのは、筐体の中に、96×69mmのオーバルタイプウーファーを2基、さらに低域をパワフルに補う100×110mmのオーバル型パッシブラジエーターも2基内蔵しているためだ。
ちなみに、ウーファー×2基は上向きに配置。25mm径のアルミニウムツイーター2基は、前向きに配置している。これは、サウンドバーがテレビの“下”に設置する製品なので、指向性の強い高音は前に出しつつ、それ以外の帯域は上に放出する事で、音像の定位を上げ、“テレビ画面から音がしている”感じにするための工夫だ。
テレビとの連携としては、HDMI ARCに対応しているので、HDMI ARCに対応しているので、対応するテレビとHDMIケーブル1本で繋ぐだけ。あとは電源ケーブルを挿して終わりだ。HDMI CECにも対応しているので、テレビのリモコンでサウンドバーの音量調整もできる。古いテレビとの組み合わせも想定して、光デジタル音声入力も備えている。
ドルビーデジタル、DTS、リニアPCMに対応。AACには非対応なので、テレビ側のPCM変換出力機能をONにして接続すると良い。サウンドモードとして「ムービー」、「ミュージック」、「スポーツ」、「ナイトモード」を用意している。面白いのは独自技術「Voice Adjust」機能。映画やドラマのセリフ、スポーツ中継でのアナウンサーの声などを鮮明に再生するための機能で、効果の量はユーザーが調整できるのだが、これはオーディオ再生でも活用できるので後述する。低域の量感の調整も可能だ。
オーディオ機器として見た場合の機能として、Bluetooth受信が可能。コーデックはSBC/AACに対応する。
さらに前述の通り、Alexaにも対応。「Amazon Frustration Free setup認証」を取得していて、セットアップもAlexaアプリを使って手軽にできるのが特徴。要するに、Amazonのスマートスピーカーである「Echo」のような感覚で使えるサウンドバーでもあるわけだ。
さっそくREACTで音楽を聴いてみようと思うのだが、気になるのは“ピュアオーディオの入門的なシステムと比べて音がどう違うのか?”だろう。
そこで、比較相手として、オーディオスピーカーとして人気のあるB&Wから、低価格なブックシェルフ「607S2 Anniversary Edition」(ペア10万円)と、マランツの小型コンポながら、超パワフルなアンプと、ネットワーク再生機能も内蔵した「M-CR612」(99,000円)を用意した。
音を出す前にわかる大きな違いとして、価格がある。REACTは実売22,000円、ピュアオーディオの組み合わせである「607S2 Anniversary Edition」と「M-CR612」を合計すると199,000円と、約10倍も違う。さらに言えば、ブックシェルフの607S2はスタンドに設置する必要があるので、実際は20万円前半になるだろう。
607S2 + M-CR612は、“ピュアオーディオ入門セット”としては低価格だ。ただ、誰もが気軽に買える値段かというと、そうではない。その点では、安いものなら2万円台、高価でも10万円程度のサウンドバーは、導入までの金銭的なハードルは低い。
では、REACTから聴いていこう。
アレクサに呼びかけてもいいが、今回はスマホの「Amazon Music」アプリで「藤田恵美/camomile Best Audio」の「Best OF My Love」を再生。その出力先として、REACTを選択すると、REACTから音が出た。
アコースティックギターのソロからスタートし、ボーカルが入り、そのあと楽器の数が増えていくという展開。序盤のギターとボーカルの時点で驚くのは、音場の広さだ。横長のサウンドバーなので、どうしてもその“長さ”が音場の広さになるイメージだが、実際に音が出ると、まったく違う。サウンドバーの筐体を遥かに超えて音が広がっていく。横方向だけでなく、奥行方向にもギターの響きが広がる。さすがは、映画などのサラウンド・サウンドを再生するためのサウンドバーだ。
特筆すべきは、ボーカルやギターの音像が、サウンドバーの位置に留まらない事。サウンドバーを、壁寄せテレビスタンドの棚に設置しているが、その位置から、音が上に向かって放出されるので、キッチリと“ボーカルの背の高さ”も伝わってくる。これはオーディオ・スピーカーとしてなかなか良い。
さらに良いのが低音だ。1分過ぎから、アコースティックベースが入ってくるのだが、この低音が「ズズーン」と深く沈む。この薄い、横長スピーカーのどこからこんな低音が出ているんだと驚くほど迫力のある音が出る。
肉厚な中低域が、押し寄せてくるこの感覚。ピュアオーディオではフロア型スピーカーを用意しなければなかなか味わえないものだが、サウンドバーではそれが手軽に楽しめる。
というか、ちょっと中低域が豊富すぎるのでもう少し減らしても良い。リモコンのBASS調整ボタンを押して、少しタイトにすると、よりオーディオライクなバランスとなる。膨らんだ中低域で見えにくくなっていた、ベースのラインも明瞭に聴こえるようになった。
では同じ曲を607S2 + M-CR612で再生したらどうだろうか。M-CR612のネットワーク再生機能の「HEOS」を使い、Amazon MusicからBest OF My Loveを再生してみる。
音が出た瞬間に感じるのは、「あれ? ずいぶんサッパリしているな」という事。情報量や音の広がりなど、違いはいろいろあるのだが、それよりも先に、先程までREACTで楽しんでいた「ズズーン」という迫力の中低域が無くなってしまった事に意識が向いてしまう。
607S2 + M-CR612のサウンドは、非常にピュアだ。M-CR612はもともと、ミニコンポ的なサイズの製品だが、音作りはガチなピュアオーディオとして作り込まれているし、ご存知の通りB&Wも、色付けの少ない、ニュートラルな音を得意とするスピーカーブランドだ。
その組み合わせが奏でる音は、シャープで高解像度。音像も生々しく、ボーカルの口の開閉する様子が目に見えそうなくらいリアルだ。ブックシェルフスピーカーらしく、音像の定位や、その背後に広がる音場のサイズも大きい。確かにこれはこれで素晴らしい音で、“まさにピュアオーディオ”というサウンドだ。
REACTに切り替えると、中低域が一気に豊富になり、その迫力あるサウンドにゆったりと身を任せる気持ち良さがある。確かにソースの音をありのままに出すという面では607S2 + M-CR612の方が上手なのだが、低域のドッシリとした安定感、豊かな中域がグッと押し寄せる迫力などが、演奏を熱気溢れるものに聴かせてくれるため、音楽の楽しさがよりわかりやすく、ストレートに伝わってくる。
細部を比較しても、REACTは健闘している。比較する前は、「ブックシェルフスピーカーの方が音場は広がるだろうな」と思っていたのだが、REACTもかなり横に広く音が展開するので、空間の広さとしては肉薄している。「サウンドバーってこんなに音が広がるんだ」と改めて関心する。
また、前述の通りREACTには映画やテレビの“声”を明瞭にする「Voice Adjust」機能が備わっているのだが、これは音楽再生でも使える。聴きながらVoice Adjustを効かせていくと、藤田恵美の声の明瞭度がグングン上がっていくのだ。
607S2 + M-CR612の強みとして感じる、声のクリアさ、楽器とボーカルの音像の分離の良さなどに、さすがに並ぶまではいかないのだが、REACT + Voice Adjust機能を使うと、かなり“いい線”まで追いつける。これは嬉しい発見だ。
2chの音楽以外も聴いてみよう。
実は、M-CR612は光デジタル音声入力を備えているので、テレビの光デジタル音声出力と接続すると、テレビのサウンドを、607S2 + M-CR612のシステムで聴けるようになる。
まず、テレビ朝日で放送しているクラシック系音楽番組「題名のない音楽会」を視聴。
クラシックのような、音の広がりや、多数の楽器が奏でる音色の描き分けが重要なソースでは、607S2 + M-CR612の再生能力の高さがマッチする。ストリングスのしなやかな響きや、ピアノの左手の鋭さなど、情報量豊かなサウンドが楽しめる。まるで自分の耳がレベルアップして、細かな音を聴き取る能力が高まったようにも聴こえる。
逆に、“音の支配力”が強い。どんな風に聴こえたのかというメモをとりながら聴いているのだが、607S2 + M-CR612のサウンドは、様々な音がむき出しで、リアルに、ストレートに飛んでくる印象なので、音のインパクトが強く、思考が音に持っていかれてしまい、聴きながらメモをとるのが難しい。しばらく聴いて、ミュートボタンを押して無音になってからメモを書いて、またしばらく聴いて……というやり方になる。
これがREACTに変更すると、まったく違う。
中低域が豊富に出るので、大太鼓やチューバなど、低音が気持ちよく押し寄せるクラシックならではのスペクタクル感がグッと高まる。音もかなり広がるので、コンサートホールの臨場感も伝わってくる。ぶっちゃけ聴く前は「サウンドバーでクラシックなんて……」と思っていたが、これは大いにアリだ。
REACTのサウンドを「ガッツリと旨味が溶け出した豚骨醤油スープ」だとすると、607S2 + M-CR612のサウンドはピュアなので、「キレの良い端麗な醤油スープ」のような感じ。607S2 + M-CR612を聴いている時は「このキレとシンプルな塩味が良いよね」と、ラーメン通な顔をして頷くのだが、しばらくすると、やっぱり濃くて旨味が強い豚骨醤油スープが飲みたくなる。
また、REACTのサウンドには“キツさ”が少ないので、メモもとりやすい。メモを書くことに意識を集中すると、REACTのサウンドを“聞き流す”ことができるからだ。つまり、ガッツリと向き合って聴き込む事もできるし、BGM的になんとなく流しながら生活する事もできる。
607S2 + M-CR612のサウンドは、情報量が多く高解像度なので「ながら聴きしよう」と思っても、ついスピーカーの前で足が止まったり、顔がスピーカーの方を向いてしまったり、考え事ができなくなったりする。体験してみるとわかるが、これは結構大きな違いだ。
番組を変更して、「ぶらり途中下車の旅」も見てみたが、これも違いが面白い。
旅人が、美味しいそうなハンバーグ屋を紹介していたのだが、607S2 + M-CR612では、店内で喋っている旅人や店員さんの声の背後に薄く流れている「サーッ」というホワイトノイズが耳に入って気が散ってしまう。
映像はハンバーグの作り方に切り替わり、小日向文世がナレーションで「パン粉をまぶして、焼き窯で焼く事で……」と説明しているのだが、607S2 + M-CR612のサウンドでは、本来聞き取らなければいけないナレーションの内容よりも、その背後に流れるABBAの音楽ばかり意識に入ってしまい、ハンバーグの作り方が頭に入ってこない。
画面がCMに切り替わったので、メモ書きに集中しようと思ったのだが、「今ならこの掃除機がこの価格!!」みたいなCMのナレーションと共に流れる、「シャラーン!!」というSEが高解像度過ぎて「うわこのCMってこんな音だったんだ」と、CMに意識が引っ張られてメモがまったく書けない。
REACTに切り替えると、小日向文世の声の、低い部分がしっかり出る事で“落ち着いた男性の声”に聴こえるようになる。旅人や店員さんの背後のホワイトノイズは、少し聴こえはするのだが、気にならず、彼らの会話内容がスッと耳に入ってくる。女性の旅人の声も、中低域がしっかり出るため、落ち着いた聞きやすい声になる。
かといってもボワボワした、不明瞭で“眠い”音ではない。このへんに、REACTの、サウンドバーとしての実力の高さがうかがえる。REACTの音で毎日テレビを見たら楽しいだろうなと思う。
“餅は餅屋”で、映画もREACTの方が良い。
Netflixのオリジナル映画「オールドガード」で、主人公達が地下室で襲われる銃撃シーン。
REACTで再生すると、これから何かが起こりそうな緊迫感のあるBGMの盛り上がりから、「ズドドド!!!」と銃弾が乱れ飛ぶアクションシーンまで、低域がしっかりパワフルに再生されるため、迫力ある映像と、キッチリ釣り合うサウンドになる。
607S2 + M-CR612で聴くと、確かに銃撃音の鋭さや、「キンキン」と床に落ちる薬莢の響きは細かく、鋭く描写される。しかし、肝心の「ズドドド」という銃撃音の迫力は乏しく、音がサッパリしてしまう。REACTはライフルの音に聴こえるが、ピュアな607S2 + M-CR612は拳銃の音のような“軽さ”だ。
PS5で、FPSゲームの「Apex Legends」もプレイしてみたが、これもREACTの方が良い。
607S2 + M-CR612のサウンドでは、「うわ、Apexで武器をリロードする時に、こんなにカチャカチャ音がしてたんだ」とか「防具を回復させるシールドバッテリーって、使用したあとにこんなシャキーン!! ってSEが鳴ってたんだ」という、細かな音に気が付く驚きはある。
だが、銃器を連射した時の地鳴りのような迫力や、近くで手榴弾が爆発した時のインパクトなど、ゲームをプレイして心拍数が上昇するのはREACTの方だ。
試しに、書斎のPCデスクの上にも設置してみた。ディスプレイ付属のスタンドを使わず、可動式のアームで固定しているため、デスク上にある程度のスペースを確保できたのでREACTを置く事ができた。音を出してみると、デスク自体に音が反射するため、かなり低域が増強されて聴こえる。リモコンでBASSのレベルを少し下げると、良いバランスになった。
PCと連携する時は、HDMI ARCが使えないのでPCとREACTは光デジタルで接続するのが良いだろう。音楽再生がメインで、動画再生時の映像と音の遅延が許容できるのであれば、PCからBluetoothでREACTへワイヤレス接続するというのもアリだろう。
一週間ほどREACTを“音楽再生スピーカー”、“仕事中のBGMラジオ”、“テレビを見る時のサウンドバー”として使ってみた。結論として「こんなに活用できるとは思わなかった」というのが正直なところだ。こんなに活用シーンが多いスピーカーが、2万円ちょっとで買えるというのは破格と言っていい。テレビを見る時も大活躍する事を考えれば、ぶっちゃけ昔のミニコンポよりも活用シーンは多いだろう。
音についても発見があった。比較する前は「さすがに607S2 + M-CR612の方が音が良いから、REACTが可愛そうかな」と思っていた。確かに、607S2 + M-CR612の情報量の多さ、クリアなサウンドは“ザ・ピュアオーディオ”という感じで、素晴らしい。
ただ、それゆえ聴く時に“音楽との真剣勝負”をしなければならない感覚がある。休日ならば、それも良い。しかし、疲れた平日の夜や、眠気が抜けない朝には、REACTのゆったりとした、ホッとする音に身をまかせた方が心地良かった。意外だったのは、一週間の中で、ゴリゴリのピュアサウンドよりも、ホッとする音を求める瞬間の方が多かった事だ。“サウンドバー VS オーディオスピーカー”という先入観を抜きにして聴き比べてみると「REACTの音の方が好きだ」と感じる人も、かなりいるかもしれない。
比較した意味がないが、ぶっちゃけるとREACTと、607S2 + M-CR612システム、両方欲しい。予算的にまずは片方というのであれば、活用シーンが多いREACTから入手したい。2万円ちょっとで買えるので財布へのダメージも少ないからだ。
「そういや、まともな音が出るスピーカーが家にないな」というのであれば、とりあえずREACTを買っておけば、テレビや映画やゲームの音がリッチになるし、いつもはスマホで聴いていた音楽配信が、ピュアオーディオ気分でじっくり楽しめるようになる。きっと“テレビのオマケ”というサウンドバーのイメージも、変わるはずだ。
(協力:ディーアンドエムホールディングス)