北陸新幹線に「オフィス車両」登場！ コロナ禍での働き方の変化に対応へ 長野
テレワークの広がりなどコロナ禍で働き方が変化する中、JR東日本は新幹線の中でも仕事ができる「オフィス車両」の運行を始めました。 オフィス車両は北陸新幹線のほか、東北・北海道・上越新幹線でもきょうから導入されました。 設備はほかの車両と変わりませんが、WEB会議への参加や、通常の車両ではデッキに行かなくてはならない携帯電話での通話も座席ですることができます。 すべての列車の8号車をオフィス車両とし、指定席、自由席を問わず乗客は誰でも移動して利用することができ、追加料金はありません。 実証実験では、のぞき見防止などセキュリティー面での要望が多かったことから、来月1日から一部の列車で、パソコンの画面の周りを覆う仕切りを貸し出します。 そのほか、画面をパソコン上に表示せず目の前に映し出す機器や、仕事に集中するため、走行音などのノイズをカットする機器などの貸し出しも。 貸し出しは当面は東北新幹線の一部の列車に限られますが、今後、北陸新幹線も含めて展開を検討するとしています。 オフィス車両はきょうから、ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期を除く平日に運行されます。 JR東日本では、駅に開設しているレンタルオフィスなどと合わせ、時間と場所にとらわれない分散型の暮らしの実現を進めていきたいとしています。
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